日本語学のイメージ日本語学

言語を学びコミュニケーション力をアップ

「日本文学」を学ぶ学科では、日本のいろいろな時代の物語、短歌、詩、小説など文学作品を通じて、そこに込められた作者の意図や当時の時代背景、人間の本質などを読み取っていく講義がベースとなる。 その対象は古典から近現代作品まで幅広い。 作品の内容・作者にスポットを当てたものから、文学史を学ぶもの、言語学の視点から研究するもの、文化史、民族性と絡めて学ぶものなど、学びの方法も多様。 「外国文学」では、文字通り外国の作品・作者を扱うが、なかでも英米文学、ドイツ文学、フランス文学、中国文学などが研究対象となる。 それらの作品を学ぶ際には語学の習得が不可欠であり、語学や表現方法を知ることで、さらに作品の奥深さを探求することができる。 文学部のほか、人文学部などで学べるケースもある。 各学部は、日本文学科、国文学科、英米文学科・英文学科、フランス文学科、ドイツ文学科などに分かれる。 一口に「文学」といっても学ぶ内容は学校によりさまざま。また学年によって学ぶ内容が変わることも多い。 「古典文学を学びたい」「フランスの○○の時代のことを研究したい」など、学びたいものがはっきりしている場合は、前もって希望の学校のカリキュラムをチェックしておこう。

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外国語学のイメージ外国語学

各国の言語を学びコミュニケーション力をアップ

外国語学とは、海外の国や地域の言語を学び、習得を目指していく学問。 ただ言語を身につけるだけではなく、その国や地域の文化や歴史なども学んでいく。 人文学、社会学系の学部の中に外国語を学べる学科が設置されているケースもあり、外国語大学には各言語ごとの学部や学科が設置されていることが多い。

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文学のイメージ文学

作品に表現された作者の思いや時代背景などを考察

「日本文学」を学ぶ学科では、日本のいろいろな時代の物語、短歌、詩、小説など文学作品を通じて、そこに込められた作者の意図や当時の時代背景、人間の本質などを読み取っていく講義がベースとなる。 文学部のほか、人文学部などで学べるケースもある。各学部は、日本文学科、国文学科、英米文学科・英文学科、フランス文学科、ドイツ文学科などに分かれる。 その対象は古典から近現代作品まで幅広い。 作品の内容・作者にスポットを当てたものから、文学史を学ぶもの、言語学の視点から研究するもの、文化史、民族性と絡めて学ぶものなど、学びの方法も多様。 「外国文学」では、文字通り外国の作品・作者を扱うが、なかでも英米文学、ドイツ文学、フランス文学、中国文学などが研究対象となる。 それらの作品を学ぶ際には語学の習得が不可欠であり、語学や表現方法を知ることで、さらに作品の奥深さを探求することができる。 一口に「文学」といっても学ぶ内容は学校によりさまざま。また学年によって学ぶ内容が変わることも多い。 「古典文学を学びたい」「フランスの○○の時代のことを研究したい」など、学びたいものがはっきりしている場合は、前もって希望の学校のカリキュラムをチェックしておこう。

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文化学のイメージ文化学

衣食住からメディアまであらゆる文化活動がテーマ

社会のいろいろな現象をテーマに研究し、人間についての考察を深めていく。 対象となるのは、衣服・食生活・住居・神話・冠婚葬祭・言い伝え・こどもの遊び・言語文化・芸術・思想・宗教など多岐にわたる。近年はメディアやマルチメディアといった分野にスポットをあてたコースもある。 また、研究する地域も、日本文化について学ぶ場合、外国文化について学ぶ場合、それぞれの地域文化を比較する場合など、さまざまである。 文化学は、人文学部などで学べることが多い。また、文学部のなかで「文化」をメインにしたコースとして設けられている場合も数多くある。 他に、外国語学部や国際系の学部などにも設置されている。 同じような名称の学部・学科でも、学校によって学びの内容が違い、同じ分野でも、学ぶ先生によってそれぞれ専門とする分野が異なっているので、事前に何を学ぶのか、受験しようと思っている学科・コースのカリキュラムを確認しておこう。 また、外国文化を学ぶ場合は、ヨーロッパ・アメリカ・中国を対象とした学科・コースが多い。

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史学、地理学のイメージ史学、地理学

歴史・地理から人間の歩みや生活について考察する

史学系の学科・コースでは、歴史上起こった出来事や、社会全体の流れなどについて史料を読んで研究する。 文学部、人文学部の史学科や歴史学科、地理学科などで学べる。 学ぶ内容は、一般的に日本史・東洋史・西洋史に分けられるが、政治史、社会史、文化史などのテーマによって、また扱う時代によってそれぞれ学ぶ内容は異なる。ただ、いずれの場合でも、史学は単に歴史上の事実を検証するのではなく、学ぶ者一人ひとりが歴史観を形成し、現在の社会をその観点から分析・考察する力を身につけることを目指している。 地理学には、自然地理(地形・気候・土壌など)、人文地理(産業・文化・人口などの人間活動や各地域の特色など)、地誌(ある特定の地域の自然地理・人文地理など)といった分野がある。 また、遺跡や遺物などを研究して、そこから過去の人々の生活などを掘り下げる考古学を学ぶ学科などもある。 史学系では、通史などを学んだ後に、最終的には時代ごとの専攻分野を決めて、それについて研究するケースが多い。 また、地理学では、実際に現場へ行って調査をするなど、野外でのフィールドワークを行うこともある。 経済学の立場から各地域の特色を研究する経済地理学などといった分野もある。

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哲学・宗教学のイメージ哲学・宗教学

「人間とは何か?」その本質に迫る

哲学とは、「人間とは何か?」「自分とは何か」といった人生の根本原理を追究する学問。 真理、美、正義、神、存在、時間、知識、本質、同一性、理性、因果、意識、自他といった比較的抽象度が高い事柄について論じる。 ギリシャなどを起源とする西洋哲学、インド・中国などを起源とする東洋哲学などに分類される。 宗教学は、宗教現象を客観的に研究して、宗教の本質や構造などに迫ることを目的とする学問。宗教自体の研究に加え、宗教が社会に与える影響などについても学ぶ。神学系、仏教学系などがある。 哲学の授業では、まず古代ギリシャ哲学などの古典を学ぶことが多い。 また、人間存在との関わりの深い芸術の本質や歴史を考える「美学」という学問を学ぶ講義もある。 なお、哲学や宗教学では、古典を学ぶことが多いので、その解読のために、ギリシャ語やラテン語、ドイツ語など外国語の習得も求められることが多い。 哲学は、文学部の哲学科や人文学科などで学ぶ場合が多い。哲学は美学と深く関わることから、美術系の学部で学べることもある。宗教学は、神学部、仏教学部などに加え、人文学部系に設置されているケースもある。

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心理学のイメージ心理学

社会や人との関わりで生じる「心の動き」を探求

人間の理性と感情、それらによって引き起こされる行動について科学的に分析・検証する。 発達段階や社会・集団・他の人との関わりのなかでの心の動きを解明したり、個々が抱える心理的な問題の解決方法の研究などがテーマとなる。 心理学部を設けている学校もあるが、人文学部、文学部、人間科学部、人間社会学部などの学部に、心理学科として設けているケースが多い。 精神が発達する際の傾向・法則を研究する「発達心理学」、人間の社会的意識や行動を社会環境や条件との関連で分析し理論化していく「社会心理学」、個人の問題や集団適応についての問題を、心理学的知識や技術によって解決を図ることをめざす「臨床心理学」をはじめ、多数の分野がある。また、そうした心理学の研究には、統計や分析など理系の知識も用いられている。 発達心理学のなかでも、乳幼児から児童期までの発達を研究するのが、児童心理学。そうした一つの分野に特化したカリキュラムを組んでいる学校もある。 また、福祉サービス利用者やその家族などの福祉に関する相談や助言・指導などについて学ぶ福祉心理系のカリキュラムを中心とした学科もある。

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