特別支援学校教諭二種
障害をかかえる自動・生徒たちを教育する
特別支援学校教諭とは、目や耳などが不自由な生徒や、知的障害がある生徒のために設置されている特別支援学校、小・中学校の特別支援学級で教育を行う職業。 特別支援学校教諭一種は四年制の大学で取得するのが一般的であるのに対し、二種であれば短期大学などで取得できる。
特別支援学校教諭一種
障害をかかえる自動・生徒たちを教育する
特別支援学校教諭とは、目や耳などが不自由な生徒や、知的障害がある生徒のために設置されている特別支援学校、小・中学校の特別支援学級で教育を行う職業。 特別支援学校教諭二種は短期大学などで取得できるのに対し、一種は四年制の大学で取得するのが一般的である。
養護教諭二種
小・中・高等学校の”保健室”の先生
養護教諭二種は、学校の養護教諭として働くための資格。 養護教諭一種は四年制の大学で取得するのが一般的であるのに対し、二種であれば短期大学や養成所などで取得できる。
幼稚園教諭二種
児童の成長を見守り生活習慣や基礎教育を行う
幼稚園教諭二種とは、幼稚園教諭一種と同じく、幼稚園で正教員になるための資格。 業務の範囲は一種と二種で大きな違いはないが、二種は園長への昇進ができないなど、キャリア上の制限がある。 幼稚園教諭二種は、幼稚園教諭を養成する教育課程がある大学や専門学校で取得することができる。
准看護師
医師と患者を様々な方面からサポートする
准看護師は、看護師と同じく、診察や治療の補助や患者のケアを行う職業。ただし、看護師とは異なり、自己判断での看護業務や他の看護師への指示などはできない。 医療や看護系の大学や専門学校で学ぶことができる。
助産師
妊娠、出産、サンゴケアから育児まで、母子の健康を支える
助産師は、妊娠から出産のサポート、妊娠期や出産後の健康指導、乳房ケア、新生児のケアなど、助産行為全般の専門職。 医療や看護系の大学や専門学校で学び、看護師資格を取得することで、助産師の国家資格を取得する権利が得られる。 その後、養成学校などで専門知識や技術を学び、助産師になる流れが一般的。
(地域・産業等)保健指導、健康管理・増進
人びとの生活や成長を支援する
保健指導は、健康診断の結果をもとに、がんや循環器病予防などの観点から高い健康リスクのある方を対象に面談を行い、生活習慣の改善などを指導すること。 医療や看護系の大学や専門学校で学ぶことができる。
看護師
医師と患者をさまざまな面からサポートする
医師の指示により診療や手術におけるサポート、入院患者に対する検温・検査・投薬・報告などを、医療スタッフと連携して行う。業務の幅は広く、入院患者を担当する場合は夜勤もあるので、体力的にはかなりハード。 ただし慢性的に人手不足なので、資格取得後の就職はスムーズ。最近は男性の看護師も増えている。 看護師をはじめ医療関連の資格の多くは国家試験があり、その受験資格を得るには、養成課程として指定されている学校で規定の科目を修了することが必要。そのため、必ず受験資格が取得できる学校に入学しなければならない。
歯科衛生士
歯科医師をサポートし、治療をスムーズにする
歯科医師の診療をさまざまな側面からサポートする、いわば歯科における看護師的な存在。具体的には予診、器具の消毒、治療に使用する材料の準備や後片付け、患者の口腔内の清掃や薬物の塗布、治療器具の受け渡し、歯石の除去、歯磨き指導などを行う。 治療の前後には、患者と会話することが多く、緊張感をほぐす気配りが求められる。 歯科衛生士をはじめ医療関連の資格の多くは国家試験があり、その受験資格を得るには、養成課程として指定されている学校で規定の科目を修了することが必要。そのため、必ず受験資格が取得できる学校に入学しなければならない。
歯科技工士
歯の治療のための義歯や装具を製作する
歯科医師の指示に従い、入れ歯や差し歯、歯冠、ブリッジ、歯列矯正のための装具などを作る。個々人によって異なる歯の微妙な凹凸やかみ合わせに合わせた装置をつくるには、手先の器用さと確かな技術が必要。 美容の面から歯を治療・矯正する人も増えており、治療のためだけではない、よりレベルの高い技術や美的感覚も必要とされる。 歯科技工士をはじめ医療関連の資格の多くは国家試験があり、その受験資格を得るには、養成課程として指定されている学校で規定の科目を修了することが必要。そのため、必ず受験資格が取得できる学校に入学しなければならない。
臨床検査技師
病気の早期発見や診断をサポートする
医師の指示に従い、機器や超音波を用いて身体の状態の検査(生理学的検査)をするために、脳波や心電図などをとったり、血液や胃液、粘膜、尿、便といった検体を身体から取り出して検査(検体検査)を行ったりする。 医師は、これらの検査結果によって、病気の診断や治療方針について判断を下すので、責任は重大。つねに細心の注意が必要だ。 臨床検査技師をはじめ医療関連の資格の多くは国家試験があり、その受験資格を得るには、養成課程として指定されている学校で規定の科目を修了することが必要。そのため、必ず受験資格が取得できる学校に入学しなければならない。
診療放射線技師
医療用放射能機能を操作・管理する
放射線を発生させる装置の取り扱いや安全管理などを担う専門的な医療技術者。医師や歯科医師の指示により、骨やその周囲の組織の異常、病巣を映す画像撮影、ラジオアイソトープ診断のための検査、がんや肉腫細胞をなくすための放射線照射や放射線管理などを行う。 近年では、放射線を使用しないMRI(核磁気共鳴画像)を扱うなど業務範囲が広がっている。 診療放射線技士の資格を取得するのに必要な知識・技能を習得するための勉強をする。 診療放射線技師をはじめ医療関連の資格の多くは国家試験があり、その受験資格を得るには、養成課程として指定されている学校で規定の科目を修了することが必要。そのため、必ず受験資格が取得できる学校に入学しなければならない。
臨床工学技士
生命維持管理装置などの操作・保守・管理を行う
医師の指示を受けて、「生命維持管理装置」と呼ばれる人工透析装置、人工呼吸装置などの機器を操作し、異常や故障のないように保守・管理を行う。 手術に立ち会う、重症患者の治療をする集中治療室の装置を扱うなど、生命に直結した場面での仕事も多く、絶対にミスは許されない。確かな技術と安全への強い意識が求められる。 臨床工学技士をはじめ医療関連の資格の多くは国家試験があり、その受験資格を得るには、養成課程として指定されている学校で規定の科目を修了することが必要。そのため、必ず受験資格が取得できる学校に入学しなければならない。
理学療法士
基本的な動作能力の回復を目指してリハビリテーションを指導
医師の指示を受け、病気やケガで身体に障害を抱える人が、主に「起きる」「立つ」「歩く」といった基本的な動作を回復し、身体機能全般が向上するよう、各種療法を使ってサポートを行うスペシャリスト。 その手段には、運動療法、水中療法、温熱療法、電気・光線療法、マッサージなどがあり、個々の症状により、医療スタッフと相談しながら計画を立てていく。 理学療法士をはじめ医療関連の資格の多くは国家試験があり、その受験資格を得るには、養成課程として指定されている学校で規定の科目を修了することが必要。そのため、必ず受験資格が取得できる学校に入学しなければならない。
作業療法士
実生活・実社会で自立するための機能回復を目指す
心身に障害を抱える人を対象に、リハビリテーションを行う。目指すのは、応用動作能力・社会的適応能力を高めて、社会復帰を促すこと。 そのために、日常生活の動作訓練、手芸・陶芸・園芸・絵画などの創作活動や、音楽・ゲーム・スポーツを利用した機能回復など、より実生活に近い動作の訓練によるサポートを行っていく。 作業療法士をはじめ医療関連の資格の多くは国家試験があり、その受験資格を得るには、養成課程として指定されている学校で規定の科目を修了することが必要。そのため、必ず受験資格が取得できる学校に入学しなければならない。
言語聴覚士
コミュニケーションに障害を抱え人を指導・訓練する
「話す」「聴く」だけではなく、発声・発音、認知など、言語コミュニケーションに障害を抱えた人の機能回復を目指し、指導・訓練を行う。言語障害の症状はさまざまで、また、高齢社会のいま、高齢者の言語訓練などを担当することも増えてきている。対象も、乳幼児から高齢者まであらゆる年代にわたるので、一人ひとりの状態を見極め、心理面も含めて言語や人とのコミュニケーションの回復をサポートしていく。
視能訓練士
目の検査や視力回復訓練などを行う
視機能検査と矯正訓練を行う専門の医療技術者。眼科医師の指示による視力、視野、屈折、調節、色覚、眼圧、眼球運動などの検査を行う。 また、斜視や弱視の視機能回復の矯正訓練や治療計画の立案、学校や職場での集団検診、視力が低下した高齢者などに対するリハビリ指導などの仕事をするほか、各種光学機器を用いて視能矯正訓練を施すこともある。 視能訓練士をはじめ、医療関連の資格の多くは国家試験があり、その受験資格を得るには、養成課程として指定されている学校で規定の科目を修了することが必要。そのため、必ず受験資格が取得できる学校に入学しなければならない。
義肢装具士
身体機能を補助する装具を製作する
病気や事故で、手足の一部または全部をなくした人のために、医師の処方により義手や義足をつくり、身体に合うよう調整する仕事。 仕事は採寸・採型、製作、適合調整、装着指導、保守管理の流れで行うが、最近は分業化が進み、製作は技術者が担当することも多い。また、義肢だけではなく、車椅子や杖などの補装具の製作を手がけることもある。 義肢装具士をはじめ医療関連の資格の多くは国家試験があり、その受験資格を得るには、養成課程として指定されている学校で規定の科目を修了することが必要。そのため、必ず受験資格が取得できる学校に入学しなければならない。
はり師、きゅう師
ツボを刺激して身体全身の免疫力・治癒力を高める
はり師・きゅう師は、その名の通り「鍼(はり)」や「灸(きゅう)」を用い、身体のツボに刺激を与えて治療を行う。 はり師ときゅう師はそれぞれ別の資格であるものの、共通する技術が多いことから、両方の資格を取得して働く人が多い。 はり師・きゅう師をはじめ医療関連の資格の多くは国家試験があり、その受験資格を得るには、養成課程として指定されている学校で規定の科目を修了することが必要。そのため、必ず受験資格が取得できる学校に入学しなければならない。
あん摩マッサージ指圧師
指、手、腕を用いて、コリや苦痛を和らげる
あん摩マッサージ指圧師は、疾病の治療や心身のリラクゼーションを目的として、東洋医学の考えに基づき、身体の部位を「おす」「ひく」「もむ」「なでる」「さする」などして血行をよくし、“コリ”をほぐして、患部の痛みを和らげる施術者。 骨の異常を矯正することもある。最近は老若男女を問わず、心身をリラックスさせることのできるマッサージへのニーズが高まっている。 あん摩マッサージ指圧師をはじめ医療関連の資格の多くは国家試験があり、その受験資格を得るには、養成課程として指定されている学校で規定の科目を修了することが必要。そのため、必ず受験資格が取得できる学校に入学しなければならない。
柔道整復師
骨折・打撲・捻挫・脱臼などに対する施術を行う
柔道整復は、「ほねつぎ」として柔道とともに発達してきた治療法。柔道整復師は、打撲、捻挫、脱臼、骨折した部分、あるいは肩こりや腰痛に対して処置を行うが、医師とは違いメスを使用しない無血療法で、応急処置や補助的な治療を行う。 近年では、スポーツトレーナーなどの分野でも用いられるようになり、国際的にも活躍フィールドは広がっている。 柔道整復師をはじめ医療関連の資格の多くは国家試験があり、その受験資格を得るには、養成課程として指定されている学校で規定の科目を修了することが必要。そのため、必ず受験資格が取得できる学校に入学しなければならない。
救急救命士
的確かつスピーディーな対応により救急患者を搬送する
救急救命士は、傷病者を救急車で病院に運ぶ間、医師の指示のもと、心臓マッサージ、輸液点滴、気道の確保、あるいは人工呼吸による呼吸管理などの救急救命処置を行う。 一刻を争う生命の危機に直面することも多く、冷静沈着な行動、的確な判断力、幅広い医療知識が必要とされる。有資格者の多くが、消防関係者である。人命を救う重要な仕事としてますます期待が高まっている。 救急救命士をはじめ医療関連の資格の多くは国家試験があり、その受験資格を得るには、養成課程として指定されている学校で規定の科目を修了することが必要。そのため、必ず受験資格が取得できる学校に入学しなければならない。
社会福祉士
制度を利用した適切なサービスを提供
社会福祉士は、人と制度を結ぶコーディネーター。この資格があれば、いわゆる「ソーシャルワーカー」や「施設相談員」として活躍しやすくなる。 身体的・精神的に障害を抱えていたり、社会的に疎外されているなど、さまざまな理由によって健全な日常生活を送ることができなくなった人の相談に応じ、援助方針を考え、医療制度・介護保険制度・年金制度など、既存の諸制度を活用しながら問題を解決するように導いていく。 社会福祉士になるには、養成課程がある大学の学部・学科や専門学校に通い、資格取得のための知識・技能を習得する必要がある。
介護福祉士
日常における福祉を支える
介護福祉士は、福祉施設や家庭において、高齢者や障害をもつ人の食事や入浴、衣服の着脱といった日常生活全般のケアを行う。 技術だけではなく、介護に必要な福祉や医療に関する学問的な知識の修得や相手を尊重して思いやる心も求められる。高齢社会の進展に伴って、ますますそのニーズは高くなっている。 介護福祉士になるには、養成課程がある大学の学部・学科や専門学校に通い、資格取得のための知識・技能を習得する必要がある。
精神保健福祉士
精神に障害を抱える人の社会復帰をサポート
精神保健福祉士は、医師や看護師、作業療法士などの医療従事者と力を合わせて、精神に障害を抱える人やその家族の相談に応じ、社会復帰をめざして助言・指導を行う。 受診や入院の相談、退院後の住む場所や職場のことなどを、家庭の事情に応じて一緒に考えたり、社会復帰するためのトレーニングを指導するなど、さまざまな面からサポートをしていく。 精神保健福祉士になるには、養成課程がある大学の学部・学科や専門学校に通い、資格取得のための知識・技能を習得する必要がある。
保育士
児童の成長を見守り生活習慣や基礎教育を行う
保育士は、乳幼児を含む18歳未満の児童の保育、およびその保護者に対する保育指導や児童自立支援等を行う。代表的な仕事は、0歳から小学校入学前までの児童を預かり保育する「保育所保育」で、子どもたちに基本的な生活習慣を身につけさせることが中心。 乳幼児にとっては、人格形成にも影響を及ぼす存在となるため、共働きの家庭が多い現代社会で担う責任は大きい。 保育士になるには、大学の社会福祉系学部や生活科学系学部等の子ども学科、児童学科、幼児教育学科や、短大の保育科、幼児教育科、専門学校の養成課程や保育士養成所等を卒業するか、各都道府県で実施される保育士試験に合格する必要がある。 保育士になるための学校や学科では、保育所や児童養護施設で働くのに必要となる保育士資格を取得するための知識・技能の習得に向けた勉強をする。
幼稚園教諭一種
児童の成長を見守り生活習慣や基礎教育を行う
幼稚園で教員として働くのに必要となる幼稚園教諭の資格を取得するのに必要な知識・技能を習得するための勉強をする。 幼稚園教諭第一種は、幼稚園教諭を養成する教育課程があると文部科学省が認めている大学を卒業することで取得できる。
養護教諭一種
児童・生徒の心身の健康管理や保健教育をサポート
「保健室の先生」として働くのに必要となる養護教諭の資格を取得するのに必要な知識・技能を習得するための勉強をする。 養護教諭一種は、教員養成系の大学や、看護系の大学で所定の養護と教職の単位を得ることで取得できる。