おしゃれが好きで飛び込んだこの世界/多くの方に知っていただける喜び
もともとおしゃれに興味がありました。けれども、私が学生だった頃はいまのように「ネイルサロン」があまりなく、「ネイリスト」という職業も認知されていませんでした。
そんな私がこの仕事を知ったきっかけは高校卒業後の進路を考えていた時、知り合いの年上の女性の爪がキレイに手入れがされていて、しかもおしゃれな国旗の絵が描かれているのを見て、「なにこれ!?カワイイ!」と衝撃を受けたことでした。それからいろいろと調べてネイルサロンの存在を知り、ネイルスクールに飛び込みました。
2000年に「ワールドチャンピオンシップ・スカルプチュアネイル部門」で優勝した頃は、まだネイルは日本にあまり浸透していませんでした。そこで、ネイルの魅力を伝えるためには、確かな技術を持つネイリストが必要だと思い、それまで培ってきた技術を伝えていく場として、ネイルスクールを立ち上げました。
ネイルスクールに通っていた頃は、ネイルがこんなにも自分の仕事になるとは思っていませんでしたが、いまはこうして大好きなネイルを多くの方に伝える仕事ができて嬉しく思っています。