女子栄養大学と日本薬科大学が薬膳調理実習を共同開講

中国料理の専門家が指導、薬食同源の学びを実践的に

女子栄養大学(2026年4月より「日本栄養大学」に改称予定)と日本薬科大学は、「薬食同源」の理念に基づき、共同で薬膳調理実習を実施した。これは両大学の包括連携協定に基づく取り組みの一環で、食と医療の連携を深めることを目的としている。

実習は2025年4月と5月に、東京・香川調理製菓専門学校で実施。中国料理の専門家である同校の土屋純一助教授の指導のもと、日本薬科大学の3・4年生8名が参加し、旬の食材を用いて薬膳料理を学んだ。

薬膳の効能や調理法を学ぶことで、学生たちは実践的な知識を習得。両大学は今後も地域貢献と人材育成を目指し、こうした連携を継続していく方針だ。