「第一印象」筆者・ライセンスアカデミー 東京チーム I.M

我が家の長男は専門学校を卒業し、
柔道整復師として接骨院に勤務し、4月で4年目を迎えました。
仕事をする中での悩みや、相談をしてくるようになりました。
まだまだ未熟なところもありますが、成長を感じ嬉しく思っています。

そんな長男から自分用のパソコンを購入したいから一緒に来てほしいと言われ、
家電量販店に行きました。たくさんあるパソコンを二人で一通りみました。
予算を決め、譲れないポイントを自分で決めておいて、と私から事前に宿題を出していました。
まるで、高校生がどの学校に行きたいか? と面接の事前指導をしているようでした。

これは良いけれども、予算オーバー。
こっちは予算内だけど、これが足りない、等比較検討をしていました。
「店員さんに聞いてみよう!」と分からないことを聞きました。
とても丁寧に説明をしてくださり、「これもいいですよ!」と提案していただきました。
再び二人で「どうしようか?」と悩み、遂に「これ」というものが見つかりました。
「色は何色あるんだろう?」
分からなかったので聞くことにしました。
最初の店員さんが見当たらなかったので、近くにいる方に聞きました。
「このパソコンの色は他になにかありますか?」
「展示されている2色のみになります」
「分かりました」
そんな会話をし、購入することに決めました。

すぐ近くに先程色は何があるか聞いた店員さんがいましたが、
長男はその方ではなく他の人を探していました。
ちょうど、最初に説明してくださった店員さんが来たので
「これを購入します」
と伝えました。
「何で近くに色を教えてくれた店員さんがいたのにその人にお願いしなかったの?」
「何となく。印象悪かったし、最初の店員さんのほうが信用できる感じだったから」
そう言いました。実は私も同じことを感じていました。
パッと見た第一印象、「はい」の返事、
話した感じが、最初の店員さんのほうが好感を持つことができました。
これは全てにおいて大事なことだと思います。

例えば高校生の面接指導などで、私たちは日々たくさんの生徒にお会いします。
まずは「第一印象」を大切に対応していきたいと思います。

【プロフィール】
三児の母。1999年ライセンスアカデミーを退職。当時は千葉県を担当。
第三子が中学校入学と同時に、2018年復職。現在は東京23区担当。
学生時代は女子サッカー部所属。
全日本学生選手権(大学インカレ)への出場経験あり。