3・4年制専門学校特集

「大学でも専門学校でも、自分の学びたい分野の勉強ができそう……」
「専門学校に決めたけど、2年制の学校と3年制の学校があるみたい……」
このような場合、どの道を選択するべきか迷いますよね。

よくわからないまま進学すると、
あとで「こちらの学校の方が自分にとってメリットが多かった」
と後悔することがあるかもしれません。
しかし、どのように調べたらいいのかわからない人も多いと思います。

「専門学校と大学、どちらがいいの?」
「同じ分野でも修業年限が違う……何が違うの?」と悩んでいるあなた。
ぜひ、このコラムを読んで、自分に合った学校を探してみてください!

コラムの最後には、おすすめの学校を掲載しています。
気になる学校があれば、資料請求をしてみましょう。

2年制の専門学校と比較

2年制の専門学校と比較し、3・4年制の専門学校の特徴を考えてみましょう。

  • 修業年限が長いため、じっくり学べる
  • 1年1年のカリキュラムにゆとりがあるため、授業についていけない生徒が発生しにくい
  • 身につけられるスキルや知識、ノウハウは、2年制と比べ高度である可能性が高い
  • 1、2年の履修時間の差を「知識の差」とみる企業がある
  • 時間にゆとりがあるため、学費を稼ぐためのアルバイトをしやすい

学校で学べる時間が長いのは、初心者に近いところから始める人にとっては大きなメリットです。また、修業年限が長いため、学校生活にゆとりができます。授業についていけないから諦める……というケースが減るのではないでしょうか。

他にも、4年制の専門学校を卒業し、「高度専門士」の称号を得ると、次のようなメリットがあります。

  • 2・3年制の専門学校を卒業した「専門士」よりも、就職時の待遇がよい
  • 4年制大学を卒業した「学士」と、ほぼ同等に扱われる
  • 大学院への入学資格が得られる

高度専門士とは

以下の要件を満たした課程で,文部科学大臣が認めた専門学校の修了者に対しては,「高度専門士」の称号が付与されています。なお、大学院への入学資格については、文部科学大臣が別に指定する専修学校の専門課程を修了した者に与えられ認められます。

「高度専門士」の称号が付与される専門学校の要件

  1. 修業年限が4年以上
  2. 総授業時数が3,400 時間(124 単位)以上
  3. 体系的に教育課程が編成されていること
  4. 試験等により成績評価を行い,その評価に 基づいて課程修了の認定を行っていること
(文部科学省「専門士・高度専門士の称号とは」より引用)

修業年限が長いことによるデメリットもあります。

  • 卒業時の年齢が上がる
  • 在学期間が長いため、途中で将来の目標が変わることがある

自分が希望する職業において、年齢が少し上がることで採用時に不利になることがないか、事前に調べておきましょう。

4年制大学と比較

4年制大学と比較し、3・4年制の専門学校の特徴を考えてみましょう。

  • 実務に即した勉強ができる
  • 専門分野の資格を取得でき、就職活動で有利になる
  • 専門分野の業界・企業とつながりが深いので、就職内定率が高い
  • 3年制の場合、実務を中心に学べるうえに、1年早く就職することができる

大学は座学も含め総合的に学ぶことが多いですが、専門学校は実践的なカリキュラムが多いため、現場で即戦力になるための技術・能力を身につけられます。

また、3年制の専門学校であれば、4年制大学よりも1年早く就職できます。そのため、給与を受け取る時期も早くなります。

  • 高度専門士」の称号を得た場合、求人の条件に「4年制大学およびそれと同等以上の学歴を要する」と記載されていれば、応募資格があるといえる

ただし、「4年制大学卒業以上の学歴を要する」と限定されてしまえば、「高度専門士」には応募資格がないと判断できるので、注意してください。

「高度専門士」が公務員に採用されると、4年制大学を卒業した「学士」と同等の給与が適用されます。しかし、民間企業の場合は、企業側の判断によって「学士」よりも初任給が低くなることがあります。

  • 学費総額が安い

4年制大学と比べ、専門学校の方が学費を抑えられるケースが多いです。これは大きなメリットといえます。

自分が後悔しない
学校選びをしよう

いかがでしたでしょうか。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った学校を探してみてください!

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