Track List
1.デウス・エクス・マキナ (max reist Remix)
2.リボルバー (age from gato Remix)
3.センチメンタルシスター (Xansei Remix)
4.サイケデリックイエスタデイ (AWSM. Remix)
5.アボカド (AAAMYYY Remix)
6.2月の水槽 (Cwondo Remix)
7.サイドB (Yohji Igarashi Remix)
8.しがないふたり (hirihiri Remix)
9.27歳 [CD Ver.] (phritz Remix)
10.沙希 (nerdwitchkomugichan Remix)
大半のボーカルをリ・レコーディング。ジャンル・国境を越えた気鋭アーティスツに録音素材を託し、再構築され変貌を遂げた、代表曲から昨年リリースした最新曲までの厳選10曲。エッジが効きつつ、yonigeの過去と、今の境界線を無くし、新たな可能性を決定づけるリミックスアルバム。アルバムタイトルは「供養」の意。
yonige profile
大阪寝屋川出身。2013年結成。牛丸ありさ(Vo&Gt)、ごっきん(Ba&Cho)の2人からなる日本語ロックバンド。10~20代を中心に口コミとSNSで大きな支持を広げ、同世代から大きな注目を集める。MV「アボカド」のYouTube再生回数はなんと1770万回以上!全国各地でライブを行い、大型フェスにも多数出演。2022年4月に所属していたsmall indies tableから独立し、これからの活躍にますます目が離せない!
大阪寝屋川出身の牛丸ありささん、ごっきんさんによる日本語ロックバンド「yonige」。2018年の年明け早々に、auの人気CM“三太郎シリーズ”のCMソングとして流れてきた『笑おう』が印象に残っている人も多いのではないでしょうか。2015年にリリースした『アボカド』のYouTube再生回数は今もなお伸び続けており、なんと1770万回以上!2023年2月には配信限定のリミックスアルバム『Panikhida [2015-2022 Best Song Remixes]』をリリース。2022年4月に所属していたsmall indies tableから独立し、今年バンド結成10年目を迎えるyonigeのお2人に、音楽・バンドへの思いや、高校時代のお話をうかがうとともに、高校生のみなさんへの応援メッセージをいただきました。
牛丸さんとごっきんさんは、高校生の頃はどんな生徒でしたか?
ごっきん毎朝2時間かけて化粧をしてから登校していました。毎日早起きしていて、あの頃が一番生活習慣が正しかったですね。勉強には全く興味がなくて、休み時間は友達と喋ったりして過ごしていました。
牛丸今とあんまり変わらず……ですね。友達もあまり作らないタイプで、休み時間は音楽を聴いて寝ていることが多かったです。
部活動やアルバイトはしていましたか?
ごっきん軽音部に所属していました。アルバイトは、最初はたこ焼き屋で働いて、途中から居酒屋でも働き始めました。
牛丸わたしも軽音部でした。高校時代のアルバイトは、居酒屋・コンビニ・ラーメン屋・たこ焼き屋……いろいろやってましたね。
得意・不得意な科目はありましたか?
ごっきんとにかく英語が苦手で、毎回赤点補習を受けていました。好きだったのは美術ですね。模写をしたり外に出て何かを書いたり、いかにも美術って感じの授業を受けていました。
牛丸わたしもごっきんと一緒で美術が好きで、他には国語と英語も得意な方でした。苦手だったのは数学などの理系の科目で、数字が苦手だったのもありますが、化学もあまり好きになれませんでしたね。
進路を考える高校3年生の時期、どのように考え、どんな進路を決断されましたか?
ごっきん高校3年生の時に先輩とバンドを組んでいて、卒業後はそれで生活していきたいと思っていました。ただ、バンド1本に絞る勇気がなかったのと、何か資格を取っておけばバンドと絡めて何かできるかもしれないし、他にも役に立つと思ったので、高校卒業後は短大に進学しました。バンドとバイトが忙しくて結局資格は取りませんでしたが、洋服のリメイクで入賞して賞品をもらったりしていました。
牛丸わたしは音楽をやることしか考えていなかったので、高校を卒業したらフリーターになるって決めていました。
卒業後はどんなアルバイトをしていたんですか?
牛丸卒業してからもいろいろアルバイトをしましたが、自分に一番向いていると思ったのは焼肉屋さんの清掃業務ですね。お店の営業前に2時間くらい清掃をするのですが、掃除が好きなので1人で黙々と清掃している感じがとても働きやすかったです。
ごっきんさんは一番長くやっていたアルバイトはなんですか?
ごっきん居酒屋ですね。高校2年か3年の頃から働き始めて、バンド活動のお給料でやっていけるようになる直前まで働いてたので、長く居すぎて妖怪みたいになってました(笑)。
yonigeの楽曲で一番好きな曲はありますか?
牛丸『対岸の彼女』です。昔の曲は昔の自分が作ったので、今だとちょっと他人の感覚みたいに思うこともあるんですが、『対岸の彼女』は今の自分に一番近い自然体な感覚で好きですね。
ごっきんわたしは自分の中で曲ごとに何となく色がついているんです。yonigeだと青色系の曲が好きで、『対岸の彼女』も青色系で好きなんですが、総合部門で言うと『2月の水槽』ですね。弾いてても気持ちいいし曲の雰囲気もなかなかない感じでとても好きです。
他には何色があるんですか?
ごっきんオレンジは『トラック』『ピオニー』あたり、ピンクは『センチメンタルシスター』とかで、緑とかはあんまりないですね。牛丸も色あるよね?
牛丸ありますね。
ごっきん共有したわけではないんですが、ふわっとした共通認識みたいなのがありますね。
曲作りの際、意識していることや大事にしていることはありますか?
牛丸クサいことをしない、です。いかにも感動させにいこうとしたり、いかにもポップにしにいこうしたり、そうすると後々恥ずかしくなるので、自然にいいなって思うことだけをやるようにしています。
ごっきんわたし、放って置いたらベースめちゃくちゃ詰め込んじゃうんですよ(笑)。結成当時は3ピースだったこともあって、メロディっぽいこともやろうかなと思いながら詰め込んでました。ただ最近は、土器さん(サポートGt.土器大洋さん)もギターを弾いてくれているので、ベースらしくというか、詰め込んだものを間引いていくようなベースラインを作りたいなって思いながらやってます。
ライブや撮影などの移動は長時間になることもあると思いますが、その時間はどのように過ごしていますか?
牛丸音楽を聴いたり、映画を見たりしています。
ごっきんわたしはなるべく気絶するようにしていますね。起きているとやっぱり長時間で身体が辛くなるので、極力意識をなくすようにしています。
尊敬する人や何かのきっかけになった人はいますか?
ごっきんshowmoreというバンドのボーカル「根津まなみ」さんです。自分のバンドに関わる人を本当に大事にしていて、yonigeと同じくサポートメンバーと一緒にバンドを作り上げている人としてとても尊敬できる方です。
牛丸自分の仕事の仕方を変えたきっかけの人は、「若葉竜也」さんという俳優です。わたしが、売れないといけないとか、キャッチーな曲を作らないといけないとか、そういったしがらみで悩んでいた時に、別に死ぬわけじゃないんだから何でもいいじゃん、といった感じのことを言ってくれたのが若葉さんですね。その言葉がきっかけで自分の中で怖いものがなくなって、今は結構自由にやっていけています。
これからyonigeはどんなバンドでありたいと考えていますか?
ごっきんずっと素直でいられるバンドでありたいなとは思っています。
牛丸そうですね。嘘をつかないバンドでいたいですね。
バンドとして今後こんなことをやってみたい、という目標や願望などはありますか?
牛丸海外でライブや制作活動などをやってみたいです。
ごっきん海外のフェスに出てみたいです。
個人的に今後こんなことをやってみたい、という目標や願望などはありますか?
ごっきん2022年4月に独立してから、自分たちでやることが増えました。最近は自分でフライヤーなどのデザインをしていますが、もっと活かせるような知識を身に着けたいです。あと今は3DCGに興味があるので、学んで自分で何か作れるようになりたいと思っています。
牛丸2023年中にオーストラリアに住んでいるお父さんに会いに行きたいです。
高校生に向けて、応援メッセージをお願いします。
ごっきんマンガ・小説・ゲームなど、何でもいいので情報を吸収しておくと、大人になった時に色々な会話ができます。もちろん勉強でもいいけど、どんなジャンルでもいいので何か没入できることを見つけられると、自分の引き出しの中身が増えるので楽しいかなと思います。
牛丸人の人生なので一概には言えないんですけど、もし音楽をやるとしたら専門学校に行かなくてもできます。
ごっきん(笑)
牛丸自分で思っているよりも人生は意外とどうにかなるものなので、自分を追い詰めたりはしないでください。