月々の職員室 2月の職員室

月々の職員室

2月の職員室
高校教員 K先生 2018年2月21日(水)

 日本全国がまさに冷凍庫のような厳しい寒さ、そして大きな被害が出るほどの大雪に見舞われていますが、皆様お変わりございませんでしょうか。
 私は10年ぶりにインフルエンザに罹ってしまいました。症状としては、多少の鼻水と、少し節々が痛いぐらいで、熱は37.2度までしか上がらず、不思議なインフルエンザA型でした。
 ちょうどその頃から約3週間にわたり、我が校の職員室では、60数名いる教員の内の1/3ほどが次から次へとインフルエンザに罹っていくという稀に見る大流行となりました。27年も教師を勤めている私でもこんなことは初めてでした。あるいは私が蔓延させた張本人だったりして・・・(汗)
 そのような状況のために自習が増え、教員が学年末試験の出題範囲に頭を抱える傍らで、生徒たちは大喜びしています。

 ところで、高校3年生をお持ちの先生方、生徒さんたちの受験はいかがでしょうか?  もうすでに予想されていた、またはご存知の内容かもしれませんが、私が知りうる限りの状況をお知らせいたします。
 何人もの生徒から「一般入試で滑り止めにしていた大学に全て落ちた」「リサーチでA判定だった滑り止めの大学も落ちた」という話が次々と届いたため、知り合いのいる大学全てに電話を入れて状況を確認してみました。
 予想通り、ほとんどの大学では前期日程の合格者をかなり絞っていたそうです。さらに、学力レベルが高い高校の受験生が、例年であれば受験するはずもないレベル低めの大学にこぞって出願をしてきたため、平均点が上がり、合否ボーダーも上がってしまったのです。うちの生徒たちが不合格になるわけです。
 ただし、そのような大学は状況をきちんと把握しており、実力にそぐわない大学を受けた合格者が、そのまま入学手続きを取るとは考えていないようです。中にはそれらの合格者の歩留まりは全く期待しておらず、前期日程の時点で、すでに補欠合格を出している大学もあるくらいです。
 このことから分かるように、どの大学も中期日程や後期日程での合格者を増やし、当然補欠合格も出していくつもりだそうです。
 ぜひ生徒さんに「これからが入試本番だ!」そして「決して前期日程の結果で落ち込むことなく、最後まで自分を信じて頑張れば、必ず合格通知が届くと信じることだ」と伝えてください。生徒さんたちの合格を心からお祈りしています。
 それにしても、文科省さん、「定員超過率厳格化」の影響で、昨年も今年も、どれだけの家庭に経済的負担をかけているかご存じなのでしょうか?(怒)

著者プロフィール

高校教員 K先生
都内の某中堅私立高校に勤務する50代教員。今年度は、学年主任として、仕上げの学年である高3の担当。進路の話を中心にコラムを執筆。

「進路ナビ」では、進路情報研究センターからの各種最新データや講師によるコラムを配信しております。ぜひ日々の進路指導に、ご活用いただけますと幸いです。

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