進路コラム 進路ガイダンス 筆者:羽根田 ひとみ

進路コラム

進路ガイダンス 筆者:羽根田 ひとみ
羽根田 ひとみ 2017年6月28日(水)

この時期は例年痩せる (少し。笑)。
進路相談会、校内での進路ガイダンスが、連日開催されるからである。
机や椅子を何十脚も運び、会場をセッティングする。
さらに、パンフレットなどの資料が入った箱を何十個も運ぶからだ。

ところで、高校内で私がダンボールを運んでいると、生徒から
「どこに持っていくんですか?」「持ちますよ」と、しばしば声がかかる。

手抜きな業者と思われるのが嫌なので「大丈夫だよ」と最初は断っていたが、
ほとんどの先生から、「ぜひ、やらせてください」「彼らのためですから」と言われることが多いため、最近では、心からの感謝とお礼を言って、その申し出を受けるようになった。

この時期の校内の進路ガイダンスでは、体育館が会場として使われることが多い。
そのため、床にシートを敷き、その上に椅子を並べるセッティングが必要になる。
私が担当する高校の先生方は、「4校時(4時間目)の後半にシートを敷いて」など生徒に指示をあたえる。
ときには、昼休みに生徒が来て、私と一緒にシートを敷くこともある。
さらに、時間がない時は、会場配置図を生徒に渡して、参加者全員で会場を作ることもあった。
シート敷きだけでなく、机や椅子のセッティングもお願いするのだ。あっという間にできる。
本当に一緒にやっている感が生まれ、感謝しかない。

片づけもみんなで協力して行う。(特定の部活動の生徒が担当することもある)
こちらも汗だくで、「ありがとう」を伝えると、爽やかな笑顔でこたえてくれる。
とても気持ちのいい瞬間だ。

ガイダンスでは、講師の会場への案内、講師の紹介を、生徒自身が行うこともある。
案内時は「お荷物お持ちいたします」と、声をかける。
高校によっては、使用する資料も取りに来る。
緊張しながら案内する生徒がかわいい。

また、ガイダンスや進路講演会では、しばしば、生徒が司会進行を務める。
最後に、生徒から「お礼の言葉」を頂くこともある。
自分がうまく講演できなかったときでも、その言葉を聞くと、救われる気持ちになる。

ガイダンスを通して生徒に感謝することは多い。
だからこそ、これから先も、本当の意味で生徒のためになる仕事をしていきたいと心から思う。

著者プロフィール

羽根田 ひとみ (はねだ・ひとみ)
福島県出身。高校時代、水泳・個人メドレーで福島県記録を樹立し、日本体育大学に進学。ライセンスアカデミー入社当初は茨城県担当を担当。 平成10年6月、故郷・福島に拠点を移し、同県を始めとする東北各県を担当し現在に至る。3人の子どもを育てつつ、さらにPTA活動を通じて家庭・地域教育にも力を注いでいる。

「進路ナビ」では、進路情報研究センターからの各種最新データや講師によるコラムを配信しております。ぜひ日々の進路指導に、ご活用いただけますと幸いです。

記事一覧

>> すべての記事を見る
  • 講演講師ナビ
  • 進路コラム
  • 書いて考えるシリーズのご案内
  • 進路ナビゲーションのご案内
  • 就職懇談会のご案内
  • 進路アドバイザー検定
  • キャンパスアクター