進路コラム 和 筆者:宇佐美 正利

進路コラム

和 筆者:宇佐美 正利
宇佐美 正利 2014年12月16日(火)

そろそろ障子の破れや黄ばみが気になるころ。
和紙をめぐる「地域の結びづき」が
ユネスコの無形文化遺産に登録された。

今年はノーベル賞をはじめ医学のラスカー賞、
バレエのブノワ賞、アカデミー名誉賞など
学術、芸術界で日本人の活躍が注目された。
とりわけ、昨年の和食につづき
「日本の文化が世界の遺産」と認められたことに示唆を感じる。

なんと日本産のウィスキーまで世界一に。
真新しい和紙の陰影を楽しみながらの国産ウィスキーは格別であろう。
来年2月には青森の「ねぷた」が
サンパウロのサンバカーニバルに登場する。
いまから世界中の絶叫が聞こえてくるようである。

欧米やタイなどで笑いと涙を誘っているのが落語だという。
文化はちがっても「人情」は世界共通語なのである。
訃報も年末の“らしさ”、銀幕の巨星があいついで大往生をとげた。
調子(銚子)にのって、調いました。
《老優とかけて 和紙ととく (そのこころは) しわが魅力でしょう》

紛争や軋轢の絶えなかったこの一年。
世界が「和・なごみ」を求めている気がするのである。

著者プロフィール

宇佐美 正利 (うさみ・まさとし)
1956年、群馬県生まれ。早稲田大学卒業。
学生時代、会話の苦手な自分を「人と話さざるを得ない環境に追い込む」ため、2年次に北海道別海町の牧場にとび込み1か月の労働。「人それぞれの居場所の大切さ」を知る。4年次5月〜翌3月にヨーロッパ、アフリカ、アジア18か国に遊学。「縦以外の価値観」を実体験する。
教育産業界に35年。高校内での進路講演を年間70回以上実施。情報提供ばかりでなく「考え方」の提案に努めている。

◇編著書
『才能と仕事のベストマッチング』(大学新聞社) 2011年11月11日

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