進路相談

自分は将来、ショップ経営をしたいと思っています。しかし、高校卒業後、専門学校へ行った方が良いのか、それともショップで働いた方が良いのか、よくわからない状態です。どうしたらよいのでしょうか。

回答

 まずは専門学校に進学した場合のメリット、デメリットと、高校卒業後、すぐにショップに就職した場合のメリット、デメリットを考えてみると良いでしょう。

 ショップ経営の勉強のできる専門学校では、マーケティングの方法や接客マナー、商品の陳列の仕方、経営学、簿記、販売管理など実際にショップ経営をする際に役立つ知識や技術を短い期間で学ぶことができます。学校によっては、生徒に運営が任せられるミニショップなどを用意しているところもありますので、実際に自分の店を出す前にショップ経営のシミュレーションを行うことができる場合もあります。

 これらの知識や技術は、社会に出て実際に小売店などで働きながら身につけたり、独力で学んだりすることもできますが、短い期間で体系的にそういった知識や技術を学べるということは、専門学校の持つメリットだと思います。

 一方、専門学校に行く以上、実際に社会に出る時期は若干遅れますし、専門学校に通うための学費も必要となってきます。これが専門学校のデメリットになるでしょう。

 高校卒業後、すぐにショップに就職した場合は、実際のショップの経営手法や仕入れ方法、接客の仕方、商品知識などを現場で勉強したり、問屋やお得意先などの人脈を作ったり、開業資金の貯金をしたりするという、自分のショップを開業するための準備を早めに始めることができるというメリットがあります。

 デメリットとしては、経営者に必要とされる経営学の知識や簿記などの勉強を仕事と並行して行うことになるので、精神的、肉体的な負担が大きくなるといったことがあるでしょう。

 これらのメリット、デメリットを参考に、どちらの進路を選んだ方が自分にとってより良いのか、を考えてみてください。

2008年06月更新

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