進路相談

無線技士の資格について知りたいのですが。

回答

 無線技士の資格は、船舶や航空機、ラジオやテレビ、タクシーなどさまざまな無線通信を行う際に必要となる資格です。

 大きく分けると「総合」「海上」「航空」「陸上」「アマチュア」の5つの領域に分けられ、それぞれの領域の中で、操作対象となる無線設備により「第一~四級」「特殊」などに分けられます。

 例を挙げると、船上保守が可能なGMDSS(人工衛星を利用した海上遭難・安全システム)対応の船舶局、GMDSS対応の大規模海岸局等の無線設備であれば「第一級海上無線通信士」の資格が、タクシー無線の基地局などの無線設備であれば「第三級陸上特殊無線技士」の資格が必要とされます。資格の種類が非常に多いため、詳しくは総務省の公式サイトなどで確認してみるとよいでしょう。

 「第一級総合無線通信士」と「第一級陸上無線技術士」はこれらの資格の最高峰とされており、両方の資格を取得することで、すべての無線設備を操作できるようになります。その分、取得難易度も高いため、両方の資格を持っている人は多くありません。

 なお、個人が趣味として無線を使う場合でも「アマチュア無線技士」の資格が必要となります。トラックドライバーが無免許でアマチュア無線を利用して摘発されるという事例もままありますので、無線を使う場合はきちんと免許を取るようにしましょう。

2015年01月更新

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