共通テストで合否判定、早稲田大学が福島沖地震で入試対応変更 更新日: 2021年2月18日
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2021年2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震で東北新幹線の運休しているのを受け、早稲田大学は15日以降に実施される一般選抜試験に来場できなかった東北6県在住の受験生に対し、一般選抜試験を免除して大学入学共通テストの結果だけで合否判定する災害対応の特例措置を始めた。
早稲田大学によると、災害対応の特別措置を実施するのは、2月15日以降に一般選抜試験を行う政治経済学部、法学部、文学部、先進理工学部、スポーツ科学部など全学部。出願時の登録住所が東北6県で、東北新幹線の運休などにより、試験会場へ来られなかった受験生が対象となる。当日に1科目でも受験した場合は対象外。
該当者は2月24日までに大学ホームページ上の申請フォームから申し込んだうえ、必要な書類を早稲田大学入学センターまで郵送する。
特例措置を受けることで新たな入学検定料が発生することはない。大学入学共通テストの成績請求票を提出できない受験生は特例措置を受けることができないが、その場合は対象学部の一般選抜に出願した際の入学検定料が返還される。なお、空路・在来線等の代替手段を使って一般選抜当日に本学へ来場して受験できる場合は、可能な限り当日に受験するよう呼び掛けている。
参考:【早稲田大学】福島県沖地震による被災地域の受験生への対応について
大学ジャーナルオンライン:https://univ-journal.jp/82733/