教育学部はどんなことを学ぶ学部なの?学校の先生になる人だけのもの?そんな疑問を持つ高校生へ。教育学は、学校だけでなく家庭や社会の中で「人がどう学び、どう成長していくか」を幅広く考える学問です。子どもの発達や学び方、勉強のコツ、人と関わる力など、日常に役立つ内容もたくさんあります。この記事では、教育学の特徴や学べる内容、進路選びのポイントを紹介します。
教育学とはどんな学問?
「教育学って、やっぱり“先生になるため”の勉強なの?」と思う人は多いです。でも実はそれだけじゃないんです。
教育学は、子どもも大人も、「どうやって学び、成長していくのか?」をあらゆる場面で探る学問です。家庭や学校、友達との関係、地域や職場まで、人が成長するすべての場面が研究対象。
「なぜ勉強するの?」「学びって、社会でどんな意味があるの?」といった根本的な問いにもチャレンジします。
心理学や社会学、哲学など、いろんな学問とつながっているのも教育学の面白さ!子どもの心の成長に興味があるなら心理学、社会や教育の仕組みを知りたいなら社会学など、自分の関心に合わせて深く学べます。
「人の学び」にまつわる“なぜ?”を多角的に解き明かせるのが、教育学です。
「教育学部」と「教員養成系」ってどう違う?
「教育学部」と「教員養成系学部」、名前は似ているけど実は中身がけっこう違います。
教員養成系は、小・中・高など学校の先生になることがメインの目的。カリキュラムも教員免許を取るための実践中心です。
一方、教育学部は「教育そのものを研究したい」「教える以外の分野にも興味がある」人も多いんです。もちろん、希望すれば教職課程も選べるし、先生を目指す道もアリ。
「自分は先生になりたいのか?」「教育を広く深く知りたいのか?」、この違いを知って選ぶと、進路選びで迷わなくなります。
教育学で学べることって?
教育学部に入ると、まずは「教育って何?」という基本からスタート。歴史や研究方法もじっくり学びます。
そのうえで、子どもの心の成長や“やる気”の引き出し方、勉強がうまくいくコツ、人と関わる力の育て方…と、日常や将来に役立つ知識が身につきます。
「心の成長」や「学びのコツ」を知りたい!
発達心理学では、赤ちゃんからお年寄りまで、心がどう成長していくのか科学的に学びます。
学習心理学なら、記憶やモチベーションの仕組み、「どうやったら勉強が身につくの?」まで分かります。
これらの知識は、自分の学び方の見直しや、友達や後輩の成長をサポートする時にすごく役立ちますよ。
「家族や社会の中の教育」ってどんなもの?
教育史では、今の学校や教育制度がどうやってできたかを知ります。教育哲学では「そもそも教育ってなぜ必要?」という根本にせまります。
教育社会学では、社会の仕組みやいじめ、不登校、教育格差など現代のリアルな課題も考えます。
なぜそうした問題が起きるのか、どう解決できるのかをいろんな角度から考える力がつきます!
社会の課題に“教育”で向き合うには?
教育学は、理論だけでなく今の社会問題にもチャレンジします。
不登校、教育格差、保護者と学校の関係…など、心理的・社会的な背景を探って「どうすれば解決できるか?」を考えます。
最近は国際理解教育やAI時代の情報教育、SDGsや生涯学習も、教育学の大きなテーマ。
「今の時代に求められる教育」もどんどん進化しています。
人の考え方・心理を学びたい方
「心理学ってどんな学問?」をご覧ください
社会について学びを深めたい方
「社会学とはどんな学問?」
教育学にはどんな分野があるの?
教育学には、たくさんの分野があって、興味や将来の目標に合わせて選ぶことができます!
| 分野名 | どんなことが学べる? |
|---|---|
| 教育心理学 | 心の成長ややる気の出し方、学びのコツ、カウンセリングなど |
| 教育社会学 | 社会と教育の関わり、学歴社会、教育格差、多文化共生など |
| 教科教育学 | 国語・数学・英語など各教科の教え方、教材づくり、ICT活用など |
| 特別支援教育学 | 発達障害のある子どもへのサポート、インクルーシブ教育(多様性を尊重した教育) |
| 教育哲学・教育史 | 教育の本質や歴史、教育制度の移り変わり |
| 比較・国際教育学 | 海外の教育や文化の比較、グローバル人材の育成 |
| 教育工学 | ICT・プログラミング・eラーニングの活用 |
| 生涯学習論 | 学校外での学び、社会人・高齢者の学習支援 |
たとえば「不登校」という問題でも、心理学・社会学・教育工学…いろんな分野からアプローチできます。
「自分がどんな分野に興味があるか?」を考えてみるのも面白いですよ!
中学校で教えたい方
「教員養成課程〈中学校教諭〉が学べる大学一覧」
特別支援に関心がある方
「特別支援学校教諭一種が学べる大学一覧」
教育学はどんな仕事に役立つ?
「教育学を学んでも先生しかなれない?」と思いがちですが、実は進路はいろいろ!
教育学部で学んだ知識や力は、学校だけでなく、社会のいろんな場面で活きています。
先生・教育分野で活躍したいあなたへ
教育学部卒の多くは、小学校・中学校・高校・特別支援学校の先生として活躍しています。
子どもの成長や心を理解できることは、先生としても大きな強み!
また、市役所や文部科学省などで教育制度づくりに関わる人もいます。
民間企業・社会で役立つ教育学の知識
教材や教科書を作る出版社、学習塾・予備校、教育系アプリやeラーニング会社なども進路のひとつ。
さらに一般企業の人事や研修担当など、「人を育てる仕事」全般で教育学の力が活かせます。社員研修やチーム作り、人材育成にも役立つんです!
教育学で広がる“あなたらしい”キャリア
教育学で身につく「伝える力」「協調性」「課題解決力」は、どんな仕事でも大切なスキル。
ITやコンサル、金融業界など一見関係なさそうな分野で活躍する卒業生もたくさんいます!
先生になりたい方
「中学校・高等学校教諭|お仕事調査隊」
サポートが必要な子の学びを支えたい
「特別支援学校教諭|職業ガイド」
海外の方に日本語を教える仕事に興味がある
「日本語教師|職業ガイド」
こどもと関わる仕事に興味がある方は
「保育士になるには?1日の仕事の流れを教えて!」
教育学部に進学するときのポイントは?
「教育学部って、実際どんな大学生活?」「どうやって学ぶの?」という疑問にお答えします。
どんな授業スタイルなの?
教育学部では、大教室の講義だけでなく、少人数ゼミやグループワーク、発表・ディスカッションもたくさん。
自分から調べて考える“アクティブ・ラーニング”が主流です。
1年ごとにどんなふうに学ぶの?
1年次は教育学や心理学の基礎からスタート。2年次以降は専門分野や教科の指導法、模擬授業も体験!
先生志望なら「教育実習」で実際の学校現場にチャレンジできます。
オープンキャンパス・資料請求の活用方法
「どの大学が自分に合うかな?」と思ったら、まずはオープンキャンパスや資料請求を活用!
大学の雰囲気や授業内容、在学生のリアルな話が聞けてイメージがぐっと具体的になります。
ネットで気軽に資料請求できるので、いろんな大学を比較してみましょう!
教育学を学ぶメリットって?
教育学部で学ぶと、専門知識だけじゃなくて、社会に出てからも役立つ“人間力”が自然と身につきます!
人や社会を多角的に見る力がつく!
「なぜ学ぶの?」「教育の役割って?」など、本質的な問いに向き合うので、いろんな視点で物事を考えるクセがつきます。
コミュニケーション&実践力アップ!
グループディスカッションや教育実習で、人と協力する力、意見をまとめる力、問題を見つけて解決する力が身につきます。
これらはどんな職場でも求められる“即戦力”!
資格取得で進路が広がる!
教員免許はもちろん、図書館司書や学芸員(博物館の専門職)などの資格も目指せます。
教育以外にも、文化施設や社会教育分野への道が開かれます。
もっと教育学を知りたい!と思ったら
「自分に教育学が合ってるのか知りたい」「実際の雰囲気を体験してみたい」なら、ぜひ次の方法を試してみてください。
オープンキャンパスでリアルを体験しよう!
大学のオープンキャンパスは、リアルな学びや雰囲気を体験できる絶好のチャンス!
模擬授業や在学生への質問タイムなど、気になることは何でも聞いてみましょう。
オープンキャンパスを探す
「オープンキャンパス検索(OCナビ)」
資料請求で大学ごとに比べてみる
パンフレットや大学案内を取り寄せて、カリキュラムや卒業後の進路などを比べてみてください。
自分にぴったりの大学選びに役立ちます。
教育学を学べる学校を探したい
「教育学が学べる大学一覧」
適性診断もチェック!
「どんな分野や仕事が自分に合うか不安…」という場合は、適性診断もおすすめ。
興味や得意分野を知ることで、進路選びに自信が持てるようになります。
自分の適性を知る
「適性・適職診断(無料)」
社会や福祉に関心がある方
「社会福祉学が学べる大学一覧」
子どもに関わる仕事をしたい方
「児童学・保育学が学べる大学一覧」
