回答

　他学部履修制度（自分の所属する学部に類似の講義が存在しない場合に限り、他学部の講義を受講して、それを単位として認めてもらえるという制度）を利用してみてはどうでしょうか。数多くの学部（文系・理系）を設置している総合大学であれば、この制度を利用できることが多いと思います。

　大学によっては他学部聴講という名称で制度化されている場合もあります。こちらの場合、履修＝単位取得となるのかどうかは、大学によって異なりますので、事前に確認しておくとよいでしょう。



　進学先の大学に地学専門の学部がない場合は、他大学の科目等履修生か聴講生になるという方法もあります。これらの種類の学生であれば、正科生として在籍している大学との二重学籍にはならないことが多く（二重学籍とみなす大学もあるので要確認）、必要になる学費もさほど高くありません。

　費用をかけたくないのであれば、図書館から借りた本で独学したり、放送大学の地学関連の講義を試聴するなどの方法で学ぶこともできるでしょう（もちろん、単位にはなりませんが）。



　このように、専攻分野以外の学問を学ぶ方法はいろいろとありますので、志望大学の学校パンフレットを取り寄せるなどして、あらかじめ情報収集しておくことをおすすめします。

　進路ナビには複数の学校からまとめて学校パンフレットを取り寄せる機能（検索結果画面で学校名の横にあるチェックボックスをチェックしてパンフ請求ボタンを押す）や、各学校の開催しているオープンキャンパス、体験入学などの情報を検索して、直接参加申し込みをする機能がありますので、それらの機能を利用して気になる学校の情報を集めてみましょう。

　なお、進路ナビからの資料請求は一部の学校を除き、送料・資料代共に無料となっていますので、費用についての心配なしに資料請求をすることができます（国公立大学など、資料請求が有料の学校の場合、「有料」と画面上に表示されます）。

2015年03月更新