回答

　目指す職業から高校時代の文理選択を決定する場合、考慮するべきは、高校卒業後の進学先の入試科目と入学後のカリキュラムとなります。

　例えば看護師であれば、看護学校（大学・短大、専門学校）の入試科目に生物、化学が含まれ、入学後もそれらの科目が重要になってきますので、理系を選択した方が良いことになります。



　パタンナーを目指す場合、一般的には服飾系の大学・短大、専門学校に進むことになります。これらの学校で、入試時に理系科目が必須となることはまずありませんので、高校時代の文理選択では文系を選んでしまってよいでしょう。

　ただ、入学後の授業でCADを使う可能性が高いので、パソコンの基本的な操作法などは学んでおくとよいと思います。また、学校によっては入学試験に実技（鉛筆デッサンなど）が含まれることもありますので、そちらの勉強もしておくことをおすすめします。事前対策のため、早めに志望校の目星をつけ、情報（入試内容、カリキュラム、就職関連など）を集めておくことも有効です。



　進路ナビには複数の学校からまとめて学校パンフレットを取り寄せる機能（検索結果画面で学校名の横にあるチェックボックスをチェックしてパンフ請求ボタンを押す）や、各学校の開催しているオープンキャンパス、体験入学などの情報を検索して、直接参加申し込みをする機能がありますので、それらの機能を利用して気になる学校の情報を集めてみましょう。

　なお、進路ナビからの資料請求は一部の学校を除き、送料・資料代共に無料となっていますので、費用についての心配なしに資料請求をすることができます（国公立大学など、資料請求が有料の学校の場合、「有料」と画面上に表示されます）。

2015年03月更新