回答

　何はともあれ、まずは親御さんに相談してみることです。

　今の大学を中退して受験勉強をするにせよ、仮面浪人という形で在学しつつ受験勉強をするにせよ、経済的、精神的に親御さんのサポートなしでは合格はおぼつきません。ですので、親御さんに今のあなたの気持ちを包み隠さず話して、再受験を認めてもらえるのかどうかを確認し、援助をお願いするようにしましょう。

　ただ、必ずしも親御さんがあなたの希望を受け入れてくれるとは限りません。

　入学後、間もないということもあり「もう少し我慢をしてみては」などとさとされる可能性もあるでしょう。

そのような場合は、積極的に動くことで不満を解消してみるとよいと思います。



　大学の授業が物足りないのであれば、空き時間を利用して資格取得や興味を惹かれる分野に関する勉強をする、学費面が気になるなら、レポートや試験で好成績を上げて返済不要の奨学金や学費免除が受けられる特待生を目指す、人間関係に不満があるなら、サークル活動やボランティアなどに力を入れて自分の居場所を作り出す、などしていくとよいでしょう。

　学生時代に主体的に行動をして、成果を上げておけば、後々の就職活動の際にアピールポイントとすることもできます。現状に対する不満を、単なる不満のままにしておかず、それらをバネとしてステップアップしてみることをおすすめします。



　いきなり親御さんに相談することが難しいようなら、気軽に話ができる高校時代までの友達などに相談をしてみてもよいと思います。悩み事を人に話してみると、それだけでかなり気が晴れるものですよ。



　指定校推薦入学者の中退についてですが、確かにあなたが中退することで卒業した高校に悪影響が出る可能性はあります。

　どうしても中退したいのであれば、筋を通すため、事前に大学（クラス担任など、いなければ学生課など）と出身高校（3年時の担任か進路指導教員）の両方に相談をして了解を得ておくとよいでしょう。

2014年12月更新