相談内容｜ベビーシッターになるためには、何か資格が必要なのでしょうか。また、もし資格が必要

回答

　ベビーシッターになるのに必要となる資格はありません。

　ベビーシッターの民間資格としては、社団法人全国ベビーシッター協会が認定する資格が存在しますが、この資格の認定試験を受験するためには、研修の受講や実務経験が必須となっていますので、高校在学中や卒業後すぐに資格を取ることは難しいと思われます。

　ベビーシッター資格認定試験の受験資格は以下のようになっています。



認定試験を受験する者は、以下の要件をすべて満たさなければなりません。

(1) 満18歳以上の者

(2) 研修I（現行の新任研修）を受講し、修了証を有していること。

(3) 研修II（現行の現任Ｉ研修）を受講し、修了証を有していること。

(4) ベビーシッターの実務経験を有していること。

注）ベビーシッターの実務経験とは、(1)ベビーシッター（在宅保育）、(2)ファミリー・サポート・センター事業、(3)地方公共団体が実施する家庭的保育制度（保育ママ等）、(4)協会会員が運営する保育施設のいずれかにおける実務経験（時間数は問いません）のことをいいます。



　詳しくは、社団法人全国ベビーシッター協会の公式サイトを参照してみてください。

　なお、ベビーシッターを目指す場合、保育士の資格が役立つ場合が多いと聞きますので、できることならば、高校卒業後、すぐにベビーシッターを目指すのではなく、保育士の資格が取得できる学校に進学してみることをおすすめします。

2008年11月更新