回答

　車関連の仕事は様々ですが、比較的身近なものとしては、自動車整備士が挙げられるでしょうか。

　自動車整備士とは自動車会社の整備部門、整備工場などで自動車の故障の修理や整備・点検を行う職業で、独立営業も可能です。自動車の保有台数は増す一方で、自動車整備士は不足気味といわれています。

　整備士には、一級・二級・三級の3種類があります。これまでは二級・三級整備士の技術向上に重点が置かれていましたが、2002年度からは高度化・多様化した自動車社会に対応する人材育成を図ることを目的に「一級自動車整備士」の技能検定がスタートしました。

　一級の種別として大型・小型・二輪自動車の区分が存在しますが、2014年現在、小型以外の試験は実施されていません。なお、一級の受験資格を得るには二級の技能検定に合格しなければなりません。

　また、自動車整備士には個別分野の専門的な知識・技術を有する「特殊整備士」という種類があり、自動車電気装置整備士、自動車車体整備士などがそれにあたります。ちなみにカスタムカーなどを手がけるのは、自動車車体整備士となります。

　整備士以外にも、カーデザイナーや設計者、ディーラー、自動車雑誌の編集者などなど、車に関連する仕事はいくらでもあります。あなた自身でも色々と調べるようにして、自分に合っている仕事を探してみてください。

2015年01月更新