相談内容｜実家の家計が厳しいので、なるべく早く大学を卒業して就職したいと思っています。

回答

　一般に大学生の就職活動は、大学3年生の終わり頃から始まって、大学4年生の春から秋頃に就職先が決まる（内定をもらえる）という形を取りますので、大学在学中に卒業後の就職先を決めることは普通にできます。

　大学在学中に就職、ということになると、これは大学を中退して就職という形になると思われますので、あまり現実的とは言えないと思います。

　保育士や建築士など、多くの資格には、受験資格や取得条件として「大学の指定学部卒業」という条件がついていることが多いので、資格取得面から考えても、大学在学中の就職は意味がないことになります。

　学費については、奨学金や教育ローンを利用して工面することもできると思いますので、大学卒業後の就職に焦ることなく、大学でしっかりと勉強をして、社会的に役立つ人材となることを第一に目指すべきだと思います。

　奨学金や教育ローンに関するくわしい情報は、進路ナビ上の「自力進学のススメ」というコラムにまとめられていますので、そちらを読んでみることをおすすめします。PC版の方がより詳しい情報が書かれていますので、可能ならば、PC版の方を読んでみると良いでしょう。

2008年09月更新