相談内容｜私は最近、歯科衛生士になりたいと思うようになってきました。だけど、あまり勉強もで

回答

　「自信」の源は「経験」だと思います。何もしないうちは、自信なんてつけようがありません。挑戦してみて初めて、「ここまでできた！　けっこう私ってやるじゃん」と思えたり、「できなかった…。でも課題が見えたから、次はそれを克服できるようにがんばろう」と思えたりするものではないでしょうか。

　ですから、自信をつけるには「経験を積む」ことです。実際に自分が歯科衛生士になるのはまだ先かもしれませんが、将来の勉強・仕事の疑似体験をしてみることは、自信につながる経験の一つになると思います。例えば、歯科衛生士の養成校で行われる体験授業に参加してみたり、歯科衛生士として働いている方に話をきいてみるのはどうでしょうか。

　仕事を続けられるかどうかは、実際に仕事をしてみなければ誰にも分かりません。ただ、その仕事を続けていけるか？　ということをしっかりと考えた上で選んだ仕事であれば、長続きさせようと考えるだろうし、もし違う仕事に替えることになっても、何も考えずに転職してしまうより収穫は多いはずです。

　仕事も、勉強も、自分でやってみなければ分からないことだらけです。しかしそこで、昨日解けなかった問題を今日は解けるようになった！という体験を積み重ねていけば自信になるはずです。

　「できるんだろうか」という不安に負けそうになったり、取り越し苦労で頭や身体が動かなくなりそうになったら、「やってみたい」という最初のワクワクした気持ちを思い出してみましょう。（すずき）

2007年02月更新