会社は、さまざまな部門が役割分担をして運営しています。会社を動かすために、どのような部門があるのか見てみましょう。
株主総会
会社の目的を達成するよう、組織を整え事業を推進する
原材料に手を加えて製品にしたり、効率よく製造できるように工夫する
株式会社は、株式(株券)を発行してそれを売ることによって会社の資金を集め、運営していく企業形態。資金の出資者を株主といい、株主は「株主総会」で経営者(取締役)を選び経営を委ねる代わりに、出資以上の配当を期待する。ただし、小さな会社では経営者がすべての株を持ち、経営者と株主が同じである場合が多い。
会社には、必ず「商品」がある。商品には、お菓子、洋服、本、自動車などといった目に見える「製品」ばかりではなく、アイデア、情報といった形として目に見えない「サービス」も含まれる。会社は、これら有形・無形の商品を提供して利潤を追求する団体であり、社員は何らかの役割で利潤の追求に参加して給料を得ていると言うことができる。
総務の仕事は経理や人事などの仕事と密接な関連があることをまずは知っておこう。エキスパートになるには、各種保険や年金の制度、税務・労務・法務に関する法律知識なども身に付ける必要がある。特に中堅・中小企業の総務では複数の役割を担当することが多く、人事、経理・会計・財務など広範囲の仕事を担当している場合も珍しくない。