ボランティア活動で出会った介助犬。ユーザーとの絆の強さにとても感動
子どもの頃から動物が大好きで、実家でも猫を飼っていました。もう、本当に動物が可愛過ぎて、友人と近所の“ワンちゃん巡り”みたいなのをやって楽しんでいたんですよ。そして、小学6年生の時にボランティアクラブを起ち上げました。その活動の一環として、盲導犬や介助犬に接する機会があったのですが、そこで出会った介助犬にとても感動したことをいまでもハッキリと覚えています。
例えば、ボタンを押せない人に代わって介助犬が押したり、冷蔵庫にタオルがついていて、それを咥えて開けたりするとかまでは分かりますが、シリアルなどの袋や箱を穴を開けずに咥えてカゴに入れるってすごいですよね。アイコンタクトを取る利用者の方と介助犬の間にはとても強い絆を感じました。そんなところに魅力を感じて、動物に関わる仕事を目指すようになりました。当初は、獣医やトレーナーなどいくつか考えましたが、自分自身で生計も立てたかったので、当初は動物看護の道に進みました。