土木工学科
自然災害や環境破壊対策・インフラの長寿命化対策などを担う技術者を養成
第一線で活躍する卒業生を招いた講演や教員が専門分野の課題について講義する「社会環境デザイン入門」で、土木に関わる業界を知りその魅力を学びます。また、専門科目に必要とされる基礎学力や、「測量実習」をはじめとする実験・実習では仲間づくりやチームワーク力、コミュニケーション能力の向上を目指します。2年次からは、専門知識を修得します。地盤や河川、湖沼やその生態系などの性質を理解し、構造物と環境の関係を多角的に考える力を養います。社会基盤を学ぶ「社会基盤デザインコース」、環境保全を学ぶ「環境デザインコース」の2つの履修モデルからコースを選択し、将来の目標に必要な実力を身に付けます。
卒業後の進路
3年次までに学修したことを社会で活用するために、その方法を主に「卒業研究」を通して学びます。数多く保有する大規模な実験設備を利用し、橋を長持ちさせるため研究や水害防止に関する研究、地震被害を軽減する技術の研究などに取り組みます。現場の問題点を正しく認識し、土木技術者に必要な課題解決能力を身に付けます。