精密機械工学科
機械分野、情報分野、電気・電子分野を融合したメカトロニクスの知識・技術を修得
ロボットやAIは、分野の垣根をを越えて幅広く学ぶ必要があります。そこで、1・2年次より力学系列、電気系列、機械系列、計測・制御系列からなる幅広い専門教育科目を設置しています。特に力学、材料学、電磁気学、電気回路などはロボットの開発に必須です。座学に加えて、実験や製図を通じたものづくりを修得します。専門教育科目をさらに発展させ、3・4年次には実践的な応用を学修します。特に4年次の卒業研究活動では、機械、情報、電気・電子の分野に加え、化学、生物などの分野を組み合わせて知能機械や、その要素技術の研究を行います。ハードウェア志向の技術者を養成するカリキュラムです。
卒業後の進路
4年間を通じて、幅広い知識を兼ね備えた学生はものづくりに加え、ことづくり、すなわちサービスを含めた全体を考えることができる技術者に成長します。ことづくりは日本の産業界復活のキーワードであるため、卒業生は幅広い業界に就職実績があります。また、毎年30%以上の学生が研究・開発職を目指して大学院に進学します。