生命科学部
生命科学は生命現象を解き明かし、応用する最新の学問です

生命科学は「生命とは何か?」「生命現象の不思議」について分子レベルで解明し、その応用を拓いていく学問です。以前は生命科学関連の学問は理学部・農学部・工学部・薬学部・医学部などの各学部に分散していました。これらを体系的に学ぶため、本学は日本で最初の生命科学部を1994年に設立しました。
2003年にヒトゲノム計画が完了し、この数年の医療や産業分野における生命科学の発展は目覚ましいものがあります。わずか1年前の研究成果や知識が古くなってしまうこともまれではありません。その傾向は病気の診断や治療の技術など、医学に関連する領域においては特に顕著です。生命科学の知識や技術の進歩は今後ますます加速していくと予想されます。生命科学は今一番注目されている学問領域なのです。
本学の教育理念には、「研究者・ハイレベルな技術者を育成する」という目的があります。生命科学部は研究者・技術者の育成を教育理念に掲げる学部です。生命科学の分子レベルでの研究者に加えて、これからは基礎医科学の研究者とその最新情報を伝える人材、生命と環境の関係について詳しい知識と技術を有する人材の育成をしていきます。
- 別学・共学
- 共学
- 昼/夜/通信
- 昼
- 年限
- 4年
- 募集定員
- 220名
卒業後の進路
○多数の有力企業に人材を輩出
生命科学は21世紀の技術社会の中核を担うことが期待されており、生命科学を専攻した学生に対する社会のニーズは年々拡大しています。卒業生は製薬企業をはじめ、化学、食品、環境、情報、出版など、多様な業界へ進出しています。 本学では、その一方で、さらに高度な知識と技術を身につけたいと考え多くの卒業生が大学院へ進学しています。博士課程まで進んで博士号を取得する学生もおり、研究に対する高い志がうかがえます。
目指せる資格・検定
- 基本情報技術者試験
- ITパスポート試験
- 危険物取扱者
- 食品衛生管理者
- 食品衛生監視員
- 中学校教諭免許状
- 高等学校教諭免許状
- 環境計量士
- 公害防止管理者
- バイオ技術者認定試験
- 技術士、技術士補
- 放射線取扱主任者
- バイオインフォマティクス技術者
2019年度以降の教職課程は認定申請予定。文部科学省の審査の結果、予定している教職課程の開設時期が変更となる可能性があります
注目のカリキュラム
入学時から最先端にふれる3学科別ゼミナール

1年次を対象に、1グループ6人程度の少人数制ゼミを行います。生命科学関連の基礎的な英文図書や論文を教材として使い、学生が自ら調べて討論するPBL形式でゼミは進行します。このゼミナールを通して学問や研究に対する積極的な態度を身につけ、生命科学という研究分野の広がりを理解し、研究意欲を高めます。また、担当となった教員は学業、学生生活や将来・進路についてのアドバイスも行います(アドバイザー制度)。
学費
入学金
260,000円
卒業までの総学費
4,800,000円 ~ 6,776,000円
学費について
学費:入学金、授業料、施設費、後援会費、学生自治会費
奨学金:東京薬科大学奨学金、日本学生支援機構奨学金など