回答

　大学は特定の職業にのみ役立つ知識や技術を学ぶ場所ではなく、理論的な学問や教養などを学び、幅広い知識と視野を得て、様々な職業に就く基礎を身につける場所となっています。

　そのため、大抵の職業であれば、どこの学部に進学しても目指すことができると思います。もちろん、文系の学生が理系の技術職や研究開発職を目指す、といった極端に畑違いの選択まではできませんが。



　映画の配給スタッフ、国際活動、マスコミ業界のどれかを目指したいというのであれば、配給スタッフや国際活動はもちろん、他の様々な職業にも役立つ語学の勉強ができる学部を選んでみても良いと思います。



　マスコミ業界を目指す場合、大学の校風やマスコミ対策講座の実施、マスコミ関係のサークルの充実、などの結果として、マスコミ業界への就職に強くなっている大学も存在しますので、そういった大学を目指してみても良いでしょう。

　マスコミに強い大学は、マスコミ業界への就職に関して記された書籍などを読んでみる、インターネットの検索サイトを利用して「マスコミに強い　大学」といったキーワードで検索をしてみる、などの方法で探すことができると思います。



　また、業界によっては就職の仕方にクセがある場合もありますので、あらかじめ書籍やインターネットなどで就職を希望する業界について調べておくと良いでしょう。

　たとえば、映画配給会社の場合、新卒採用で入社するよりも、アルバイトで入社して実務経験を積み、契約社員、正社員という風にランクアップしていくのが一般的という会社もあるようです。そういった会社を目指すのであれば、学生時代の内から配給会社でのアルバイトの口を探しておく、などの対策を取っておくと良いかもしれません。

2021年01月更新