進路相談

僕は将来、スポーツトレーナーになりたいと思っています。 アメリカの方がスポーツに関しては進んでるし、バイリンガルレベルの英語力も身につけたいので、高校卒業後はアメリカの大学に進学してNATA認定アスレティックトレーナーの資格を取ろうと思っています。 でも、日本で就職するなら鍼灸や柔道整復師などの資格も取った方が良いのでしょうか? スポーツトレーナーの勉強をするのに日本とアメリカではどのような違いがあるのでしょうか?

回答

 調べてみた限りでは、学校で学べるカリキュラムの内容に関しては、アメリカの大学と日本の体育大学などの間に極端に大きな差はないようです。

 ただ、アメリカの大学では、現場での怪我の処置などの実地訓練につながる部分を学べるようですので、その意味では日本の学校よりも現場に即した勉強ができると言えるようです。

 また、アメリカの場合、アスレティックトレーナーという職業が社会的に認められた職業になっているため、資格取得に4年制大学卒業以上の学歴が必要となったり、資格取得後も定期的に講習を受ける必要があるなど、資格の重みが日本のアスレティックトレーナー資格のものよりも重くなっているようです。それもあって、卒業後の就職先も日本とは比べ物にならないほど多くなっているようです。

 日本のアスレティックトレーナーには、鍼灸や柔道整復師の資格を持っている人が多いようですが、これは選手に対してマッサージなどを行う場合に、これらの資格がないと施術ができないからという理由があるためです。

 日本国内ではNATA認定資格が公的な資格として認められていませんので、アメリカでNATA認定資格を取得したとしても、日本ではテーピングやアイシングを公式に行うことはできません。NATA認定資格と日本のアスレティックトレーナーの資格の両方を取得すれば、日本でもアメリカでもアスレティックトレーナーとして十分に働くことができますので、日本でアスレティックトレーナーとして働きたいのであれば、両方の資格を取得することを考えてみても良いと思います。

2008年06月更新

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