AO入試
AO(アドミッション・オフィス)入試は、学力試験では判定できない、その学部・学科に対する受験生の意欲や適性、入学後の可能性を評価する入試です。
実施時期が早いので、早くから受験に向けて準備をする必要があります。

未来を評価する入試
AO入試は、その大学で学びたいという学習意欲や大学への適性、個性・能力など、受験生の未来の可能性をみる入試です。

選考基準となるのは、大学・短大または学部・学科が提示する「アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)」に基づいた「求める学生像」。これは募集要項などで示されています。
ここで示された大学の求める学生像と、学生がその大学で学びたいことが合うかどうかが合格のポイントとなります。

AO入試を実施する大学の数は年々増加し、平成23年度は、532大学(私立463・国立47・公立22)、1,299学部で実施されました。
私立大学では全体の80.7%、国立大学でも57.3%の大学がAO入試を導入しています。
また、短大でも268大学で、実施されています。(私立短大の78.1%の学校が導入。)

募集人数・実施時期
AO入試の募集人数は、若干名を募集する大学から50〜100名近く募集する大学までさまざまです。
平成23年度は、大学全体で97,565人のAO入学志願者がおり、うち合格者数は54,249人でした。
また、国公私立別に競争率(志願者数÷合格者数)をみると、国立大学3.6倍、公立大学3.8倍、私立大学1.7倍となります。

AO入試が行われる時期は、学校・学部によってさまざまですが、早いケースでは6月頃からエントリーの受付を行い、8月1日より出願を開始。
その後、いくつかの試験を経て、学生の基礎学力、適性、能力を評価し、8〜10月に合格という運びになります。
AO入試の受験を考えている高校1・2年生のみなさんは早めに受験準備をしましょう。

代表的な選考パターン
○論文重視タイプ
国公立大学、難関私立大学に多く、論文により基礎学力と自己表現力をチェックするタイプ。
第1次審査終了後、模擬講義を実施し、レポート提出やグループディスカッションを行うケースもある。

◇出願

◇第1次審査(書類・論文審査)
提出書類:志望理由書、課題に対する小論文・エッセイ(800〜2000字)、原稿用紙10枚以上の論文など。
※色々な角度から試されるので、念入りな準備を!

◇第2次審査(面接・小論文・口頭試問など)
※色々な角度から試されるので、念入りな準備を!

◇合格

◇入学前教育

◇入学

○自己推薦タイプ
自己推薦入試や特別(ユニーク)推薦入試の形を変えたタイプ。面接を重視して総合評価をする。

◇AO入試説明会、オープンキャンパス等に参加

◇エントリー
エントリーシート提出。

◇予備面接・面談
※相互理解が特に大切!

◇出願許可

◇出願
自己アピール書類提出:自己PRできる諸活動の成果、作品の提出など。
※ここでしっかりアピール!

◇書類審査、本面接

◇合格

◇入学前教育

◇入学

○対話重視・予備面接タイプ
受験生と大学の相互理解に重点を置くタイプ。双方がアドミッション・ポリシーと将来の目標について面接(面談)で確認できる。受験生は自己アピールしやすく、学校はアドバイスにより受験生を導く機会が得られる。

◇エントリー
エントリーシート提出。

◇予備面接・面談(1〜2回)
※相互理解が特に大切!

◇出願許可

◇出願

◇本面接

◇合格

◇入学前教育

◇入学

※学校によって受付の始まる時期、入試の手順、選考方法は異なりますので、必ず志望校の募集要項で確認して下さい。

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