進路コラム 文化の秋 筆者:羽根田 ひとみ

進路コラム

文化の秋 筆者:羽根田 ひとみ
羽根田 ひとみ 2018年11月7日(水)

地元の町の文化祭に足を運んだ。
姉が着物教室をしており、
作品の飾り付け手伝いで出かけた。
会場はほとんど年配の方ばかりが占めていたが、
小・中学生をはじめ幅広い層の作品が展示されていた。
油絵、日本画、手芸、折り紙、染物、書道、生け花、工作など。
蕎麦打ちの実演もあった。
準備をしている方々は、みな生き生きとしていた。

その中で、目に留まったのは「自伝」だ。
長く教員を務めていた方が、
現役時代の数々のエピソードを綴ったものだ。
タイトルは「教員を目指す皆さんへ」。
自分の経験を伝える愛情のある自伝だった。

話は変わるが、
5月からお世話になっている先生のところで、
書道を教えていただいている。
こちらも人生の先輩方に囲まれ、穏やかな時間だ。
手作りの惣菜やお菓子をいただきながら、
「わがい人はいいない〜」と、言われ気分良くしているのだ(笑)。
さらに、10月中旬には、書道展があり、
先輩方の作品に刺激を受けた。
そこで見つけた作品の言葉を紹介したい。

「滝」(詩:島田陽子)
滝は滝になりたくてなったのではない
落ちなければならないことなど
崖っ淵に来るまで知らなかったのだ
しかし、まっさかさまに
落ちて落ちて落ちて
たたきつけられた奈落に
思いがけない平安が待っていた
新しい旅も用意されていた
岩を縫って川は再び走りはじめる

文化に触れ、穏やかに、
心新たにした秋である。

著者プロフィール

羽根田 ひとみ (はねだ・ひとみ)
福島県出身。高校時代、水泳・個人メドレーで福島県記録を樹立し、日本体育大学に進学。ライセンスアカデミー入社当初は茨城県担当を担当。 平成10年6月、故郷・福島に拠点を移し、同県を始めとする東北各県を担当し現在に至る。3人の子どもを育てつつ、さらにPTA活動を通じて家庭・地域教育にも力を注いでいる。

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