進路相談

大学を卒業してから専門学校に入り直すという進路に利点はあるでしょうか。

回答

 大学が一般教養を身につけたり、専攻分野に関する研究を行ったりする(医学部、栄養学科など一部の学部・学科を除く)ための場所であるのに対し、専門学校は特定の職業に就くのに役立つ技術や資格を身につけるための場所となっています。

 ですので、理屈から言えば、大学と専門学校の両方に通うと、学問や教養に加え、実践的な技術や資格をも身につけられることになります。

 バブル景気が破裂して以降、不景気が続いていたこともあり、大学卒業後、就職に直結する技術や資格を身につけるため、専門学校に進学する学生も珍しくなくなっています。その背景には、社内で人材を育てる余裕がなくなった企業が増え、即戦力となる人材が求められているという事情もあります。

 とはいえ、大学卒業後に専門学校に進学する形ですと、費用はともかくとして、社会に出るまでに1~4年も余分に時間がかかってしまうというデメリットがあります。ですので、かかった時間と費用に見合う分のメリットがあるのか、よく検討していく必要があります。

 最近は大学でも職業教育が行われるようになってきていますし、ダブルスクールという形で、大学在学中に専門学校に通う方法もあります。

 学び方はさまざまですので、事前に十分な情報収集をしてから、進路を決めていくことをオススメします。

2016年03月更新

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