進路相談

入国審査官になるためには、どのような大学に進めばよいのでしょうか。

回答

 入国審査官は国家公務員ですので、国家公務員採用試験に合格し、各地方にある法務省入国管理局の採用面接に合格すれば目指すことができます。

 これまでは、国家公務員採用Ⅱ種試験かⅢ種試験を経て入国管理局に入り、規定の研修や勤務経験を積むことで入国審査官になるのが一般的でした。ですが、2012年から国家公務員採用試験の内容が大幅に変更されたため、上記の進路に変化が起きる可能性があります。

 今後、どのように制度が変わっていくのかは流動的ですので、国家公務員採用試験について、あなた自身でもニュースのチェックをしていくことをおすすめします。

 現時点では、国家公務員採用一般職試験(大卒程度)が国家公務員採用Ⅱ種試験に、国家公務員採用一般職試験(高卒程度)が国家公務員採用Ⅲ種試験に相当する試験となっていますので、大学卒業後に目指すのであれば、国家公務員採用一般職試験(大卒程度)を受け、これに合格する必要があります。

 所属大学によって試験の合否が決まるわけではありませんが、国家公務員採用試験は難関試験であるため、合格者の出身大学は難関大学に集中しています。

 試験区分としては「行政」となりますので、法学部出身の方が有利になりますが、公務員採用試験は大学の授業を受けているだけで合格できるレベルの試験ではなく、一般的な受験生は、予備校に通ったり、通信教育を利用するなどして受験対策をしていくものですので、他の学部からでも合格を目指せます。

2013年02月更新

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