進路相談

私は自然保護官になるために農林系の大学に進学しようと思っています。 ですが、とある大学の学校パンフレットを見ていた所、公務員講座を利用して、外国語学部から自然保護官を目指している学生の話が紹介されていました。 自然保護官になるためには、農林系の勉強ができる大学に進学するよりも、公務員試験対策が充実している大学に進学した方が良いのでしょうか。

回答

 環境省に勤める国家公務員である、自然保護官(パークレンジャー)を目指すのであれば、公務員採用試験対策講座が充実している大学に進学した方が、試験対策の面では有利になるでしょう。

 ですので、農林関係の学部・学科を持ち、かつ公務員採用試験対策講座が充実している大学に進学するか、農林関係の学部・学科に進学し、ダブルスクールという形で公務員系専門学校に通うなどして対策をしていくことをおすすめします。

 自然保護官になるためには、「国家公務員Ⅰ種試験農学Ⅲ」、「国家公務員Ⅱ種試験林学・農学・土木」、「国家公務員Ⅲ種試験林業」のいずれかに合格し、環境省地方環境事務所へ配属されなければなりません。近年はⅢ種(高校卒業程度)での採用はないようですので、目指すのであれば、大学卒業程度のⅠ種、Ⅱ種での合格を目指す必要があります。

 なお、自然保護官と言っても、実際に野外で活動することはあまり多くなく、仕事の大半はデスクワークになるそうですので、その点を理解して志望していく必要があるでしょう。

2009年10月更新

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