進路相談

心理学と人間学の違いについて教えてください。

心理学と人間学にはどのような違いがあるのでしょうか? また、目指せる職業に違いはありますか?

回答

心理学と人間学の違いについては以下のように解釈することができます。

●心理学とは、人の心や行動のメカニズムを科学的に研究しようとする学問

●人間学とは、人間の本質や人間と世界の関係など、人間の根源的な部分を哲学的に研究しようとする学問

どちらも人間にアプローチする点で関連性をもちつつも、学びの内容は異なります。関連する学部・学科をもつ大学は、学問の解釈をホームページ上で解説しています。

目指せる職業については心理学のほうがイメージしやすいと思います。

臨床心理士(民間資格)や公認心理師(国家資格)などの資格を取得すれば、心のケアの専門家として働くことができます。学校・企業・医療機関・児童相談所・少年院など活躍の場は多様です。心理系の資格を活かした仕事に就きたいのであれば、資格の権威が保証されたものを選ぶようにしましょう。

人間学は、技術系の学問ではないため、関連する学部を卒業したことが直接仕事に結びつくことがほとんどありません。しかし、研究領域は多岐にわたるため、幅広い教養やグローバル時代におけるコミュニケーションなど、学んだことを活かせる場面は社会に出てもたくさんあるでしょう。また、心理などの学問との関連性もあるため、心理系の資格を取得したり、受験資格を得られたりする場合もあります。

各大学の学びの特徴や、その先にある仕事(就職)については、各大学のホームページに掲載されています。進路ナビで興味のある大学を検索して調べてみましょう。

2022年01月更新

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