進路相談

私は将来、動物看護士になりたいと思っているのですが、この職業に将来性はありますか?

回答

 年々成長を続けるペット産業は、今や市場規模も一兆円を超え、産業・市場としての一分野を確立しています。そのため、動物看護士についても、今後需要がまったくなくなるということはまずないと考えて良いと思います。

 ただ、動物看護士は、仕事の大変さの割に収入や待遇が低い場合が多く、動物が好き、というだけでは長く続けられない場合も多いようです。患畜にしても、綺麗でかわいい動物も来れば、見た目が怖く凶暴な動物や、病気でひどい状態になっている動物も来ます。動物の扱いを間違えれば、怪我をさせられる場合もありますし、動物の糞尿や薬剤で汚れることもあります。飼い主とのやり取りで気苦労をする場合もあるでしょう。

 自分が本当に動物看護士としてやっていけるのか、といったことを知りたいのであれば、動物系の専門学校が開催しているオープンキャンパスや体験入学に参加してみると良いと思います。オープンキャンパスや体験入学では、授業や実習を体験できるだけでなく、在校生や先生と話をすることができる場合が多いので、自分が動物看護士に向いているのかどうかを確認することができると思いますよ。

 また、将来的に安定した立場で動物と関わっていきたいのであれば、獣医を目指すという方法もあると思います。獣医になるためには、学力面、経済面など多くの面で高いハードルを乗り越えていく必要がありますが、なりたい、という気持ちが強ければ、決して越えられないことはないと思います。ですので、一度、獣医についても調べてみることをおすすめします。

2008年10月更新

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