進路相談

経済学と経営学の違いが良く分からないのですが、教えてもらえないでしょうか。

回答

 経済学のメインは、「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」です。ミクロ経済学とは、読んでのとおり「小さな経済」のこと。企業や個人、家計の経済活動を学ぶ学問です。そしてマクロ経済学は「大きな経済」。国単位の経済を勉強します。そのほか、「経済原論」という経済についての基本的な考え方を学んだり、経済の歴史を学んだりします。また、コンピュータなどを用いて分析を行う「統計」なども学びます。

 経営学は、企業などの経営の要素と言われる「ヒト」「モノ」「お金」「情報」を学び、分析する学問です。この中の「お金」の部分には会計学、実践的な簿記の授業なども含まれます。経営学は、経済学と重なる内容の勉強もありますが、経済学とは内容が違うというより「切り口が違う」といった感じです。

 私は大学で経営学を専攻していましたが、このように「組織」とか「仕組み」についての授業が多かったように思います。経済学科の友人もいたので授業の話を聞きましたが、経済学のほうが、「数学寄り」の授業が多かったようです。

 さらに詳しく知りたい場合は、経済学科と経営学科のある学校を調べてみて、カリキュラムなどを比べてみるといいかもしれません。(おおたき)

2006年05月更新

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