進路コラム 卒業

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進路コラム

卒業
宇佐美 正利 2017年3月1日(水)

きょう3月1日、多くの生徒たちが学び舎を去る。
卒業式で一番謳いたい歌はレミオロメンの「3月9日」だという。
《瞳を閉じれば あなたが
まぶたのうらにいることで
どれほど 強くなれたでしょう
あなたにとって 私もそうでありたい》

二番は、いきものがかりの「YELL」。
《サヨナラは悲しい言葉じゃない
それぞれの夢へと僕らを繋ぐYELL
ともに過ごした日々を胸に抱いて
飛び立つよ 独りで未来(つぎ〉の空へ》
謳いたい歌はそのまま彼らの心であり、こんなにも優しい。

卒業の英米語には色々な表現があり、学校種でも使い分けられる。
“commencement”には「始まり」、
“graduate”には「上の階段へ進む」の意がある。
「卒業」は“finish”や“leave”に近く、
式場の熱く深い思いに対して味気なさすぎないか。
“graduate”には「目盛りをつける」の意もある。

卒業生たちには何年先までの目盛りが見えているのだろう。
1か月先の入社式か4年先の大学卒業か更にその先までか。
もし目盛りが打てないなら「成人式」に一つ打ってみてはどうだろう。
職場で認められ輝いている自分、学園生活を楽しみ夢を熱く語る自分。
2年後、友達の前に、好きな人の前に、恩師の前に、
かっこよく登場する自分をイメージして
「つぎの空」へ飛び立ってほしい。

著者プロフィール

宇佐美 正利 (うさみ・まさとし)
1956年、群馬県生まれ。早稲田大学卒業。
学生時代、会話の苦手な自分を「人と話さざるを得ない環境に追い込む」ため、2年次に北海道別海町の牧場にとび込み1か月の労働。「人それぞれの居場所の大切さ」を知る。4年次5月〜翌3月にヨーロッパ、アフリカ、アジア18か国に遊学。「縦以外の価値観」を実体験する。
教育産業界に35年。高校内での進路講演を年間70回以上実施。情報提供ばかりでなく「考え方」の提案に努めている。

◇編著書
『才能と仕事のベストマッチング』(大学新聞社) 2011年11月11日

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