進路コラム テディベアの日

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進路コラム

テディベアの日
宇佐美 正利 2016年10月26日(水)

1902年秋の熊狩りで成果のでない大統領が、
ハンターの追いつめた小熊にとどめを、と促された。
彼は「瀕死の熊を撃つことはできない」と断った。
同行した記者が新聞で紹介した翌年、彼の愛称
“Teddy”をとった熊の縫いぐるみが発売された。
彼の誕生日10月27日を「テディベアの日」として、
心の支えを必要とする人に熊の縫いぐるみを贈る運動が始まった。

合衆国の成立と発展を記念するラシュモア山の岩肌に
四人の大統領の像が刻まれている。
ワシントン、ジェファーソン、リンカーンそして
セオドア・ルーズベルトである(フランクリンは従弟)。
日露戦争を収束させ、米国人で初のノーベル平和賞を受けた。
日本に縁の深い大統領である。

世界が注目する大統領選が大詰めを迎えている。
政策論争からスタートしたはずが、
個人攻撃の応酬に堕し子供たちへの悪影響さえ懸念されている。
“Speak softly and carry a big stick”がセオドアの信条。
「大口は叩かず、大事をなせ」
ラシュモア山から雷が落ちそうである。

熊にはハチミツだが、この秋はスズメバチの被害が深刻である。
新聞の対策記事にある。
「最悪なのはキャーキャー騒いだり手で払い刺激すること。
あごをかみ合わせカチカチと警告音を出したら相当危険。
攻撃の目印になる毒液を噴射し仲間にも襲わせる。
甘い匂いを好むので香水はつけないように」
きょうが誕生日の女性大統領候補へのアドバイスにもなろうか。

著者プロフィール

宇佐美 正利 (うさみ・まさとし)
1956年、群馬県生まれ。早稲田大学卒業。
学生時代、会話の苦手な自分を「人と話さざるを得ない環境に追い込む」ため、2年次に北海道別海町の牧場にとび込み1か月の労働。「人それぞれの居場所の大切さ」を知る。4年次5月〜翌3月にヨーロッパ、アフリカ、アジア18か国に遊学。「縦以外の価値観」を実体験する。
教育産業界に35年。高校内での進路講演を年間70回以上実施。情報提供ばかりでなく「考え方」の提案に努めている。

◇編著書
『才能と仕事のベストマッチング』(大学新聞社) 2011年11月11日

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