進路コラム あれ? 待てよ

  • 保護者の方
  • 教諭の方
  • 編入学希望の方
  • スキルアップ希望の方

進路コラム

あれ? 待てよ
宇佐美 正利 2016年9月28日(水)

「あれ? 待てよ」。
新聞記事にひっかかった。
色々なことにひっかかる厄介な性分なのである。
(国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、
18歳から34歳の未婚者のうち男性の約70%、女性の約60%に
交際相手がいなかった。
男女とも「適当な相手にめぐり会わない」が理由の半数を占めた)

(自問)
交際相手のいない男性は約70%、女性は約60%である。
男女間の10%の差について考えられる理由をあげよ。

(自答)
(1)男性の10%ほどが2人以上の女性と交際している
  (女性の10%ほどが二股をかけられている)
(2)女性の10%ほどが交際していると勘違いしている
(3)女性の10%ほどが見栄を張っている
(4)若年世代では男性の人口が多い
(5)女性は35歳以上の男性と付き合いやすい(対象者が多い)

東山篤規教授(立命館大)らの「『股のぞき』による錯覚」が、
イグ・ノーベル賞を受賞した。
「玉ねぎと涙」「バナナの皮の滑る理由」など日本人が10年連続受賞という。
ドイツチームの医学賞では、
体の左側がかゆいとき鏡に映った体の
右側を掻くとかゆみが消えるという。
「あれ? 待てよ」。
逆に、右側がかゆくなる可能性はないのか?

昨日からセンター試験の出願が始まった。
新テストの本格スタートは2020年であるが、
そろそろ各大学でも試作問題が急増しそうである。
大きな研究も小さなことが気になる、
ある種厄介な性分が必要であろう。
「あれ? 待てよ」と受験生の想像力と創造力を問う
イグ・ノーベル賞級の傑作を期待したいものである。

著者プロフィール

宇佐美 正利 (うさみ・まさとし)
1956年、群馬県生まれ。早稲田大学卒業。
学生時代、会話の苦手な自分を「人と話さざるを得ない環境に追い込む」ため、2年次に北海道別海町の牧場にとび込み1か月の労働。「人それぞれの居場所の大切さ」を知る。4年次5月〜翌3月にヨーロッパ、アフリカ、アジア18か国に遊学。「縦以外の価値観」を実体験する。
教育産業界に35年。高校内での進路講演を年間70回以上実施。情報提供ばかりでなく「考え方」の提案に努めている。

◇編著書
『才能と仕事のベストマッチング』(大学新聞社) 2011年11月11日

「進路ナビ」では、進路情報研究センターからの各種最新データや講師によるコラムを配信しております。ぜひ日々の進路指導に、ご活用いただけますと幸いです。

記事一覧

>> すべての記事を見る
  • 進路指導研究会のご案内
  • 進路コラム
  • 書いて考えるシリーズのご案内
  • 進路ナビゲーションのご案内
  • 就職懇談会のご案内
  • 進路アドバイザー検定
  • キャンパスアクター