進路コラム 秋

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進路コラム


宇佐美 正利 2016年9月14日(水)

自然界の狂気による災害で幕を開けた秋である。
人間界でも隣人の狂気が高まっている。北の核実験である。
「秋」に「隣人」とくれば、
 秋深き となりは何を するひとぞ(芭蕉)
と続くところである。しかし今は、
 罪深き となりは何を するひとぞ
我々はとんでもない隣人を持ってしまったものである。

気を取り直して、色々な秋を楽しみたいものである。
リオに刺激され「スポーツの秋」からと、
出社前のジョギングを始めた。
夏にこまめに摂りすぎたアルコール交じりの水分を抜くつもりが、
夏の不摂生はてき面で初日にふくらはぎを痛めてしまった。

ふくらはぎは直立歩行をする「ヒト」にしか無いという
重力の影響でヒトの血液の70%は下半身に集まり、
それを汲み上げる機能がふくらはぎにある。
「第二の心臓」といわれる所以である。
アキレス腱から膝方向に揉み上げると良いようである。
脚上げも効果的だが新幹線の運転中はやめた方がよかろう。

ヒトが他の動物と異なるのは発汗による体温調節だという。
馬以外の動物はほとんど汗をかかず呼吸でしか体温調節ができないため、
長時間の運動ではオーバーヒートを起こしてしまうのだという。
せっかく耐熱エンジンを授かった身であるが、新酒の秋でもある。
痛めたふくらはぎを摩りながら「食欲の秋」から始めようと思うのである。

著者プロフィール

宇佐美 正利 (うさみ・まさとし)
1956年、群馬県生まれ。早稲田大学卒業。
学生時代、会話の苦手な自分を「人と話さざるを得ない環境に追い込む」ため、2年次に北海道別海町の牧場にとび込み1か月の労働。「人それぞれの居場所の大切さ」を知る。4年次5月〜翌3月にヨーロッパ、アフリカ、アジア18か国に遊学。「縦以外の価値観」を実体験する。
教育産業界に35年。高校内での進路講演を年間70回以上実施。情報提供ばかりでなく「考え方」の提案に努めている。

◇編著書
『才能と仕事のベストマッチング』(大学新聞社) 2011年11月11日

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