「志望理由書」の書き方 - 書くときに必要なこと

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「志望理由書」の書き方

志望理由書を上手に書くために必要な基本ルールやテクニックを紹介します

内容編

自分を徹底分析!

自分自身がどんな人間かを知ることによって、学校に対して効果的に自分をアピールできます。
能力や適性、過去の経験や実績など、いろいろな角度から徹底的に自分を分析してみましょう。
分析をする時には、表面的にだけではなく、より深い部分まで分析してみましょう。
例えば、「人と話すことが好き」ならば、「どんなふうに」人と話すのが好きなのかまで分析してみることです。
同年代の人と話すことだけが好きなのか、年下や年上の人でもよいのか、などに目を向けるだけで、文章をふくらませ、あなたという人をよりアピールできるようになります。

自己分析例
高校3年までの経歴と印象に残っているできごと、興味のあることとその理由、性格の長所・短所とそれについての考え、自分が大切にしていることとその理由、影響を受けたできごと・人物とその理由、得意・不得意科目とその理由 など

学校を徹底分析!

学校案内を熟読する他、オープンキャンパスや体験入学など、あらゆる機会を利用して情報を集め、志望校についてチェックしていきましょう。

特に「どんな人材を欲するか」「どんな人材を育成するのか」を示す、学校の建学精神やアドミッション・ポリシーなどは念入りに!
自分との相性を知る重要な手がかりになります。

相手分析例
建学精神、アドミッション・ポリシー、歴史・伝統、学部・学科内容、カリキュラム、シラバス、学長名 など

書く内容のポイントをしぼろう!

自分自身や志望する学校の分析ができても、そのすべてを「志望理由書」に書くことはできません。

自分と学校が、どこでどんなふうに結びつくのかを整理して、最も効果的に自分をアピールできるポイントに焦点を当てて、文章の流れを作ってみましょう。

ポイントをしぼらずに、いろんなことを盛り込んでしまうと、読む人にインパクトを与えられず、言いたいことが十分に伝わらなくなってしまいます。欲張るのは禁物です。

わかりやすく具体的に。体験なども盛り込もう!

パンフレットに書いてある言葉や、どこかで見たり聞いたりした言葉を、ただ書き写すようなことはやめましょう。

自分で考えたり感じたりしたことでなければ、どんな言葉にも説得力はありません。
具体的に、志望理由につながる体験や考えを書いたり、学校のよいと思うところをあげて書くように心がけましょう。

「なにが」「なぜ」「どのように」と、物事を分析し考える習慣をつけて、自分の言葉でわかりやすくアピールをしてください。

意欲はストレートに。誇張のしすぎはダメ!

意欲をアピールするために、大げさな表現を使ったり、知識のあるところを見せようと無理をしたりはしないこと。真実味がなく、かえってマイナスです。
使い慣れた言葉を使って、素直な気持ちでストレートに意欲を伝えましょう。

「志望理由書」を読む学校の人たちは、完成されているみなさんを見たいのではなく、高校生らしい人、素直に知識・技能を吸収する資質を持つ人、将来の可能性を感じられる人に好感を持つことを忘れないでください。

テクニック編

文末表現を統一する

文章の調子が、バラバラにならないように、文末の表現を《だ・である》、《です・ます》のどちらかにそろえて書きましょう。

同じ表現はくり返し使わない

文章を終えるときに、「〜と思う」「〜と考える」という表現をよく使いますが、同じ表現を続けて何度も使わないようにしましょう。
同じリズムの文が続くと、単調になって文章の魅力がなくなってしまいます。

例文
私は教師になろうと思っています。卒業して就職したら、生徒たちのよい相談相手になりたいと思っています。そうなるために大学生活を有意義に過ごしたいと思います。
書き換え例
私は教師になろうと思っています。卒業して就職したら、生徒たちのよい相談相手になりたいのです。その実現のために、私は大学生活を有意義に過そうと心に決めています。

ひとつの文に“ひとつの内容”を書く

まず、次の文章を読んでみてください。

私は、将来通訳になりたいのです(a)が、なぜかといえば幼い頃から英語教室に通っていて英語が好きであるということと、世界のさまざまな国の人たちと接することで視野を広げたいからです(b)が、そのために貴学の英文学科を希望しています。(c)

このひとつの文の中には、a“将来の希望”b“その理由”c“その大学を志望している”という三つの内容が盛り込まれています。

言いたいことは伝わりますが、文章が長くてスッキリしません。《ひとつの文に、ひとつの内容》を書くように心がけましょう。上の文は、内容に合わせて、下記のように三つの文で書くことができます。

書き換え例
私は、将来通訳になりたいと思っています。
その理由は、幼い頃から英語教室に通っていて英語がとても好きになったからですし、世界のさまざまな国の人たちと接することで視野を広げたいという気持ちもあります。
私にとって、貴学の英文学科はその将来の希望をかなえるための場所なのです。

話し言葉、ら抜き言葉、誤字、脱字に注意

「ていうか」「マジ」「ちょー」「ビミョー」など、普段の話し言葉や、「食べれる」「受けれる」などの“ら”抜き言葉(正しくは、「食べられる」、「受けられる」)を使わないように気をつけましょう。

また、誤字・脱字がないように、書いた文章は必ずチェックしてください。
その場で提出するテストや小論文とは異なり、志望理由書はじっくりと考えて書くことが多いので、漢字を調べる時間、文章を見直す時間があるわけです。
それなのに、誤った文字や文字が抜けていることに気づかずに提出することは、大きなマイナス点になってしまいます。

原稿用紙の使い方

文章の書き出しと段落を変えるときは、文頭を1マス(1文字)あける。

句読点やカッコ、疑問符、感嘆符などは、1マス(1文字分)とする。また、<>や[]など、ほかのカッコも同様に1マスを使う。本の題名や「」の中の会話や引用には『』を用いる。

アルファベットは、大文字は1マスに1文字、小文字は1マスに2文字を入れる。

数字は、原則として、横書きでは算用数字(0123……)、縦書きでは漢数字(零または〇、一二三……)を使用する。ただし、西暦の数字などは、縦書きでも二零一五年や二千十五年ではわかりにくいので、二〇一五年のように書く。

言葉のつかい方

「志望理由書」の文章を書く際には、以下のような言葉を用います。

自分
「私」
志望する大学・短期大学
「貴学」
志望する専門学校
「貴校」
身内
「父」「母」「祖父」「祖母」「兄」「姉」「弟」「妹」など

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