大学入試の基礎知識−大学入試センター試験

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大学入試センター試験

大学入試センター試験(センター試験)は、国・公立大学の一般入試志願者が原則として受験しなければならない試験です。「高等学校段階における基礎的な学習の達成の程度を判定すること」が主な目的であるため、多くの私立大学の入試においても利用されています。
ここでは、センター試験とはどういうものかを見ていきます。

現役高校生の4割が志願

大学入試センター試験(センター試験)は、毎年1月に一斉に行われる全国共通の試験です。「大学入学志願者の高校における基礎的な学習の達成度を判定すること」を目的としており、解答は、解答用紙を鉛筆で塗りつぶすマークシート方式です。
国・公立大学の一般入試志願者の合否判定は、ほとんどの大学でセンター試験と各大学が実施する個別試験の2段構えで決定されるため、国・公立大入学志願者は基本的には全員が受けなければなりません。
平成28年度(平成28年4月入学者対象)のセンター試験志願者数は563,768人、現役志願率は43.4%でした。また、私立大学でもセンター試験利用入試が年々増えており、平成28年度入試では私立大学全体の約9割にあたる527大学が利用しました。
国公立大学のうち、実際どこに出願するかはセンター試験終了後に自己採点してから決めることができるのに対して、私立大学はセンター試験前に募集を締切るところもあるため、出願期間をよく確認しておく必要があります。

■平成29年度大学入試センター試験を利用する入試の一般的な流れ

平成29年度大学入試センター試験を利用する入試の一般的な流れ

※ 疾病、負傷等、やむを得ない事情により、センター試験を受験できなかった人に対して全国2カ所で追試験が1月21日(土)・22日(日)に行われます。

出題教科・科目・試験実施期日等について(平成29年度)

センター試験には6教科30科目が設定されています(平成29年度)。
現在は、ほとんどの国・公立大学が、5(6)教科7科目を課しています。一方、私立大学がセンター試験利用入試で課すのは3教科が中心で、センター試験の成績だけで合否を判定する場合がほとんどですが、近年、センター試験と個別試験を併用して判定する大学が増加しています。
また、出願時にはすべての出題教科(「国語」「地理歴史」「公民」「数学」「理科」「外国語」)から受験教科を登録する必要があります。「地理歴史」「公民」「理科」は受験科目数(各最大2科目、理科は最大3科目まで)も登録します。

■出題教科・科目等

教科 グループ 出願科目 試験時間
(配点)
出題方法等 科目選択の方法等
国語 『国語』 80分
(200点)
「国語総合」の内容を出題範囲とし、近代以降の文章、古典(古文、漢文)を出題する
地理
歴史
「世界史A」
「世界史B」
「日本史A」
「日本史B」
「地理A」
「地理B」
1科目選択
60分(100点)
2科目選択
解答時間120分
(200点)
『倫理、政治・経済』は「倫理」と「政治・経済」を総合した出題範囲とする。 左記出題科目の10科目のうちから最大2科目選択し、解答する。 ただし、同一名称を含む科目の組合せで2科目を選択することはできない。なお、受験する科目数は出願時に申し出ること。
公民 「現代社会」
「倫理」
「政治・経済」
『倫理、政治・経済』
数学 @ 「数学T」
『数学T・数学A』
60分
(100点)
『数学T・数学A』は、「数学T」と「数学A」を総合した出題範囲とする。ただし、次に記す「数学A」の3項目の内容のうち、2項目以上を学習した者に対応した出題とし、問題を選択解答させる。
〔場合の数と確率、整数の性質、図形の性質〕
左記の出題科目の2科目のうちから1科目を選択し、解答する。
A 「数学U」
『数学U・数学B』
『簿記・会計』
『情報関係基礎』
60分
(100点)
『数学U・数学B』は、「数学U」と「数学B」を総合した出題範囲とする。ただし、次に記す「数学B」の3項目の内容のうち、2項目以上を学習した者に対応した出題とし、問題を選択解答させる。
〔数列、ベクトル、確率分布と統計的な推測〕
『簿記・会計』は、「簿記」及び「財務会計T」を総合した出題範囲とし、「財務会計T」については、株式会社の会計の基礎的事項を含め、「財務会計の基礎」を出題範囲とする。
『情報関係基礎』は、専門教育を主とする農業、工業、商業、水産、家庭、看護、情報及び福祉の8教科に設定されている情報に関する基礎的科目を出題範囲とする。
左記出題科目の4科目のうちから1科目を選択し、解答する。
理科 @ 「物理基礎」
「化学基礎」
「生物基礎」
「地学基礎」
【理科@】
2科目選択
60分(100点)
左記出題科目の8科目のうちから下記のいずれかの選択方法により科目を選択し、解答する。
A:理科@から2科目
B:理科Aから1科目
C:理科@から2科目及び理科Aから1科目
D:理科Aから2科目
なお、受験する科目の選択方法は 出願時に申し出ること。
A 「物理」
「化学」
「生物」
「地学」
【理科A】
1科目選択
60分(100点)
2科目選択 解答時間120分
(200点)
「物理」、「化学」、「生物」、「地学」には、一部に選択問題を配置する。
外国語 『英語』
『ドイツ語』
『フランス語』
『中国語』
『韓国語』
【筆記】
80分(200点)
【リスニング】
(『英語』のみ)解答時間30分
(50点)
『英語』は、「コミュニケーション英語T」に加えて「コミュニケーション英語U」及び「英語表現T」を出題範囲とする。 左記出題科目の5科目のうちから1科目を選択し、解答する。

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