卒業してみんなと離れるのがさみしいです
(2015/02/05)
高校3年間、部活とかつらいこともあったけど、振り返ってみると楽しい学校生活でした。先生が、高校でできた友達は一生の友達になるって言ってたことがあるけど、実際どうなんでしょう?LUHICAさんは今も高校のクラスメートとつながっていますか?
(高校3年生 女 ゆめ)
まずは入学が決まったという事でおめでとうございます。
私の高校卒業の時には、この生活が終わる実感がわかなくて、6月卒業の高校なんですけど、夏休みに入った時に「終わっちゃったんだ!」って、突然びっくりしちゃって……なので、残っている時間を大切に過ごしてほしいと思います。
あとは、私は卒業してちょっとしか経ってないんですけど、“高校でできた友達が一生の友達になる”っていうのは、確かにそうだなと思います。何でかって言うと、今って、グループチャットとかLINEとかで、どこにいてもつながっていられるじゃないですか。すごくいい時代だなと思います。高校の時に仲の良かった友達と、そういうツールでけっこう毎日会話してますし、そういうところは全然変わってないので、ずっとこんな感じなんだろうなっていうのはありますね。なので進学してもつながっています。大丈夫です。
あとは休みのときに会ったりできます。私の場合は友達のほとんどが海外の大学に行っちゃったので、あんまり会えなくて少し寂しいなっていうのがあったんですけど、Skype(スカイプ)とか顔を見てしゃべったりできるツールがあるので、友達と「じゃあ、あなたの向こうの12時のときに、私が朝しゃべるから」みたいなスケジュールを決めて。
―あぁ、時間差がありますもんね!
そうなんです。時間差があるので、そういう風にスケジュールを決めて話したりとか、そういうことをしてますね。で、みんな全然違った環境に行っちゃうと、それぞれだんだん成長しているのが分かるので、それも面白いです。
同窓会とかで久しぶりに会った時にきっと新鮮だし、それを楽しみにするのもいいんじゃないかなと思います。
―LUHICAさんが国境を越えても友達とつながっているんだから、離れるのは寂しいけどみんなつながっていけるっていうことですね!
本当にどこにいてもすぐ話せるので、進学先で嫌な事があったり、苦手な人がいたりしたら、高校生の時の仲の良かった友達に「私の学校でこういう人がいるんだけど」みたいな風に話せますしね。いい意味なのか悪い意味なのかわからないですけど、その子はいないので、逆に相談しやすいってのもあるし。
―それはそうですね。同じ学校の子には言えないことってありますもんね。
そうですね(笑)高校時代の友達が逆にそういう風に話してくる時もあるし。
―そういう意味でも一生の友達の関係が育っていくのかもしれないですね。
―話は変わりますが、LUHICAさんが高校3年生の卒業までの残りわずかな期間でやっておけばよかったなと思う事はありますか?
この時期はもちろん勉強も大事で、いろんな意味で時間が限られていますが、なるべく友達と一緒に過ごしたりとか遊べるときは遊んでおけばよかったと思います。
私がすごく仲が良かったのが8人くらいのグループの子達だったんですけど、8人いると色々計画してもなかなか実行に移らなくて、それが今でもあの時、もっと積極的に色々すればよかったなっていう風に思います。
あとは、いつもその仲のいい子達と一緒にいたので、その子達の中でしか話さなかったんですけど、色んな人と話してみればよかったと思います。“この人ってこんな人だったんだー!”って思ったり、色んな発見があるので。
意外な出来事だったんですけど、卒業間近に全然知らなかった子とたまたま仲良くなって、もうちょっと早くこの子と仲良くなってれば、もっと楽しく過ごせただろうなと思いました。
―卒業のタイミングだからこそ、そういうことがあったんでしょうか?
卒業旅行ではないんですが、学校で行く5日間の旅行があって、ゲームか何かのチーム分けで、たまたま全然知らない子と一緒になったんです。その時にしゃべった子がすっごい面白かったんですよ。“あ、この子こんな子だったんだ!”って思いました。機会があればいろんな人と話してみるのがいいと思います。
―卒業してしまったら、おそらく二度と接する機会がないですもんね。
その子も、今では全然話してないです。
―その時だけだったんですか!?
その子はすごく面白い子だったんですけど、それ以上仲良くならずにそのまま卒業しちゃいました。なので、早いうちに色んな人と話してみればよかったです。
―振り返ってみれば、連載が始まった時のLUHICAさんは高校生でしたもんね。
ちょうど受験のシーズンでしたね。私は受験のシーズンの数カ月は忙しくてあっという間に過ぎちゃったので、みなさん一瞬一瞬を大切に過ごしてほしいです。