進路相談

理工学部とはどのような学部なのでしょうか?

回答

 理工学部とは、理学と工学の両方の学科を持つ学部のことです。

 設立の趣旨としては、理学と工学の両方の立場から総合的な研究や教育を行う、ということになるようですが、実際にそれが実践できている大学がどの程度あるのかは分かりません。

 大学によって、理学中心の学科構成になっているか、工学中心の学科構成になっているかの違いがあり、それによって学べる内容も異なってきます。

 どの大学の、どの学科で、具体的に何が学べるのか、といったことは、大学の公式サイトや学校パンフレットを利用して個々に確認しなくては分からないものです。

 進路ナビには複数の学校からまとめて学校パンフレットを取り寄せる機能や、各学校の開催しているオープンキャンパス、体験入学などの情報を検索して、直接参加申し込みをする機能がありますので、それらの機能を利用して気になる学校の情報を集め、確認してみてください。

 最後に理学部と工学部の違いについて書いておきますので、進学先選びの参考にしてみてください。

 理学部と工学部の差ですが、一般には、理学部は自然界の法則を見出すための基礎研究などの理論的な内容を重視し、工学部はすでに体系化された理論を基にした応用的、実践的な内容を重視するという傾向があるようです。

 この学部ごとの性格の差は、学部の成り立ちの違いによるもので、理学部というものが自然科学の研究や理論化を目指して設立されたのに対し、工学部は発見された理論を現実の生活に活かすためのより実用的な研究と技術者の育成を目的として設立されたため、上記のような学部ごとの性格の差ができたようです。

 具体的な学科の割り振りとしては、数学科、物理学科、化学科、生物学科、生命科学科、地球科学科などが理学部、電子工学科、電気工学科、機械工学科、建築学科、土木学科、情報工学科などが工学部となります。

 大学によって学部、学科の名前は微妙に異なりますので、学科名を見るだけではなく、何が学べるのかまで確認してから、進学先を選ぶようにしてみてください。

2009年06月更新

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