進路相談

私は将来、化粧品開発をしたいと思っています。 そこで、同じような方の質問を読ませていただいたのですが、 ●薬学部に進んだ場合には6年制と4年制のどちらがいいのか。 ●大学院には進むべきなのか。 ●農学部に進んだ場合には<応用生物>などの学科がいいのか。 以上の点を教えていただけるとありがたいです。 国公立大学に行きたいと思っていますが、大学によっては同じ学部でも研究内容は大きく異なってきたりするのでしょうか?

回答

 将来、化粧品の開発をするために薬学部に進学するのであれば、4年制の薬学部に進学して、卒業後、大学院に進学する進路を選ぶと良いと思います。

 6年制の薬学部は「質の高い医療人としての薬剤師教育」を主目的として設置されているため、医療薬学系科目や実務実習など薬剤師育成を目的とした科目が増えており、薬剤師以外の職業を目指す場合には、無駄になる授業が多くなるものと思われるからです。

 大学院への進学に関してですが、化粧品に限らず、研究・開発系の職種を目指す場合、大学院を卒業することはほぼ必須となっています。ですので、薬学部に進学するにせよ、農学部に進学するにせよ、大学院への進学は必ず必要になるものと考えておいた方が良いでしょう。

 農学部に進学した場合の専攻ですが、化粧品開発の仕事では、生物学以外にも化学系の知識も重要となって来るようですので、生物系か化学系の勉強ができる学科を選んでみると良いと思います。

 インターネットを利用して化粧品会社の公式サイトに掲載されている採用情報を調べてみると、先輩社員の出身学部や会社側が求めている人物像などが分かることが多いので、それらの情報も参考にして、進学先を決めてみると良いと思います。

 最後に、大学によって同じ名前の学部でも研究できる内容が変わってくるのか、ですが、答えはYesです。

 同じ名前を持つ学部でも、大学が変わればカリキュラムはまったく変わってしまいます。大学のカリキュラムや研究室で行われている研究内容などは、大学の学校パンフレットやインターネットの公式サイト(研究室単位でサイトを持っている場合もあります)で知ることができますので、時間の取れる内に学校研究を進めておくことをおすすめします。

2008年09月更新

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