進路相談

私の夢は化粧品を開発して自分の会社を設立することです。ですので、理学部の化学科へ進学しようと思っていました。しかし、自分で化粧品を開発して会社を設立するというのは簡単なことではないですし、理学部は就職する人も少ないらしいので将来がとても不安です。夢はあきらめたくないけれど、自分の将来のことを考えれば、やはり資格がとれる薬学部や医療系の大学へ進学するべきでしょうか?

回答

 理学部の化学科だと就職が心配、とのことでしたら、薬学部に進学してそこから化粧品メーカーへの就職を目指してみる、という進路はどうでしょうか? この進路ならば化粧品会社を起こすという夢を捨てることなく、薬剤師などの資格を取ることもできると思います。

 化粧品メーカーの研究職には薬学部出身の人も多いそうですので、化粧品会社の起業を目指すのであれば薬学部は良い進路だと思います。卒業後、いきなり化粧品会社を起こすのは難しいと思いますので、まずは化粧品会社の開発部に就職し、化粧品開発の現場を見てみたり、企業がどういうふうに運営されているのかなどを内部から見ておくというのも良いでしょう。

 ただし、研究職を目指す場合、大学院への進学が必要となる場合が多いようですので、そのようなことも考慮に入れて進路を決めることをおすすめします。

 進学先として考えている学校の化粧品会社への就職実績や、化粧品に関係する研究ができるかなどが気になるようでしたら、各学校が開催しているオープンキャンパスなどに参加してみることをおすすめします。

 オープンキャンパスなどでは、実際に授業や実習を体験したり、イベント開催先の先生や先輩たちと話をしたり、質問をしたりすることができますので、疑問に対して直接回答をもらうことができると思います。

2008年05月更新

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